ここ最近の話ですが、クロールの時に、随分と脚が浮くようになりました。
これまではあまり感じなかったのですが、最近は太腿の下に水圧を感じます。何だか水に脚を支えてもらっている感じです。
それでも骨盤の傾きはまだまだのようですが。。。
脚が浮くということは、上半身は沈みがちです。たぶん。
背中の緊張が和らいでいるので、その分だけ脚が上がっているというのが正解でしょうが、多少は沈んでいるかもしれません。
そのせいかどうかは分かりませんが、脚が浮くようになってから、プルの腕がどうも上下しているような気がします。
前からかもしれませんがw
とにかく最近は、プルをすると上半身が上下しているのを感じるんです。
顕著なのが、息継ぎの時でしょうか。
私は息継ぎの時に、片目は水中にあるので、そんなに頭が上がっているとも思えないのですが、それでも多少は上下しているんでしょうねぇ。
ゆったり泳いで息継ぎの時に頭が上がらないように意識すると見える景色が違うんです。
だからたぶん頭は上がっているのだろうと思います。
では、原因はどの辺にあるのかなぁ?と考えてみたりします。
まず1点目。上半身の押さえが効かないのは、骨盤の傾きが後傾しているので、上半身に力がうまく入らなくて、押さえが効かないということ。
押さえが効かないので、プルをするとその反動で身体が浮き上がってしまいます。
ずっと浮いていれば問題ないんでしょうけどw
骨盤の傾きは、身体作りの問題なので、半年位すれば何とかなるのかなぁとは思っています。
上半身の力が入らないもう1つ原因があって、それは、根本的に筋力がないということです。
もはや歳のせいとしか言いようがないような・・・いや単に力を入れずに泳ぐ練習ばかりしていたせいでしょうか。
腕の力を使うというのはたぶん違うと思う(腕の力がいらないという意味ではないです)んですけど、プルの動作をあまりにもないがしろにしすぎているのが原因なのでしょう。
秒速1m程度ですと、プルの意識は殆どなくても進めてしまいます。
だから、プルは自然な感じで動かしているだけなのです。
ところが、今は脚が浮いて上半身がやや沈みがち。すなわち、今までと同じ軌道を通るとすると少し沈んだ分水圧が高まります。その分だけ力を余計に使わないと力負けして、上に上がってしまいます。
そのために、上半身が上がったり下がったりしているのではないのかな?と思っているのです。
実際、まっすぐにプルをすると意識していれば、上下動はしません。もちろんその分疲れるのですが・・・
そんなわけで、ちょいと力を入れてやりたいのですが、腕や肩の力を入れると、心拍数が一気に上がってしまうので、背中や胸の大きな筋肉、ひいては全身の力を使って腕を押さえ込みたいのです。
意識していると何となくはできるのですが、無意識でできるようになるにはこれから練習しないといけないのでしょう。
そのためには、少し筋力が欲しいなぁとも思ってします。
力尽くで・・・というのではないのですが、力があった方が色々試しやすいのも事実です。
筋力がない場合、あまり筋力を使わない軌道しか試せませんが、筋力があれば、少々強引でも試してみることくらいはできますよね。
そういう意味でもちょっと筋力が欲しいなぁと思っています。
いずれにしても、ここから更に速く泳ぐ為には、筋肉がついてこないと難しいのだろうなぁとは思います。
だって、ガリガリの水泳選手っていないですよね。女子選手でもそれなりの身体をしているのですから、速く泳ごうとすればそれ相応の筋力がいるのは間違いないのでしょう。