Zwiftをやっていて思うのは、やっぱりスマートトレーナーがいい!

特にワークアウトの時にスマートトレーナーならではの機能としてERGモードがありますが、これは欲しい。

ERGモードってのは、一言で書けば自動負荷調整機能ってところでしょうか。

加えて、コロナ禍で外出自粛の中ですから、スマートトレーナーは大活躍しそうです。

実は私も、一年ぶりに引っ張り出してきて、トレーニングを再開しました。最近は水泳ばかりで自転車は・・・しかしプールが休業の今、心肺機能を維持する為には自宅で自転車が最適解かと思い、Zwiftを再開しました。

一年ぶりなので、全く脚が回りませんが・・・

おすすめスマートトレーナー比較

スマートトレーナーと一口に言っても当然ながら色々あります。

2018年の1月時点でスマートトレーナーを選べと言われたら、Tacx Neo Smartの一択か、せいぜいWahoo KICKRの2択だったのではないかと思います。

実際、私もTacx Neo Smartを購入しました。

もちろん、他にもスマートトレーナーとしてはいろいろなメーカーから販売されているのですが、日本の住宅事情を考えると、この2種以外の静音性が突出していて他メーカーのをわざわざ選択する必要を感じませんでした。

そして、WahooかTacxかとなると、2018年夏まではTacxが最強だったのです。

ところが、2020年4月時点では、ちょっと異なります。Wahoo KICKRはバージョンアップでさらなる静粛性を手に入れ、さらにはオプションの充実差もずば抜けています。私も、こっちにしたら良かった・・・ですw

その他にも、もっと静かかもしれないスマートトレーナーなど、色々と面白そうなスマートトレーナーが登場してきております。

では早速、おすすめスマートトレーナーを紹介していきます。

その前に、以下で騒音の話が時々出てきますが、騒音に関して静かといっても、本当の意味の静かではありません。あくまでもローラー台としての静かさです。

例えばパソコンの音の場合、50dBというと、とてもうるさいパソコンと言うことになります。でもスマートトレーナーやローラー台で50dbというと、無音に近いくらい静かだ!と表現されることがあります。実際には、エアコンのフルパワーくらいの音くらいはあるわけで、本当の意味での静かさではない・・・ということは予め覚悟しておいてくださいw

では、今度こそ、スマートトレーナーを比較していきましょう。

Tacx Neo Smart

tacx neo smart

2018年までは間違いなく静粛性でNo.1の声が高かったスマートトレーナーがTacx Neo Smartです。

実際、私も使っていますが、確かに一般的なローラー台と比較すると格段に静かです。

それでも、その音に慣れてくると煩いなぁと思うこともしばしばありますから、更なる進歩を期待したいです。

それでも、静粛性から考えれば最初におすすめしたい一台です。もはやスマートトレーナーとしては定番です。

ただし、大きいです。かなり大柄で、そして重いです。スマートトレーナーの中でも一番大きい部類に入ると思いますので、その点は要注意です。

毎日、使用する度に片づけたりするのは困難ではないかと思います。置きっぱなしで使えないのなら、おすすめしません

価格はやや高めですが、最近は他社製品が充実してきたせいかWiggleで11万円前後で買えることも多っかたのですが、今は購入できなくなっています。

Tacx Neo2 Smart T2850

Tacx Neo 2 Smart

ライバルも強くなってきたこともありTacx Neo Smartも2代目となりました。それがTacx Neo2 Smartです。

見た目は一部の色がTacxの水色になって若干派手になったくらいで大きな変化はありません。

何が変ったかというと、CPUの性能が上がったこと、静電容量センサーが新たに搭載などです。静音性はあまり変わってなさそうです。

と大したことはなさそうですが、静電容量センサーによってペダルストローク解析が可能になったのだそうです。

Wahoo KICKR

Wahoo KICKR AXIS

Tacx Neo Smartと同等の静粛性があるスマートトレーナーですがやや高音域の雑音が耳につく印象でした

ところが、2018年夏にバージョンアップされ、さらに静粛性がアップしたらしいので、もしかすると、現状No.1の可能性はあります。サイスポ(※1)によると66.3dbとチェーンの音しか聞こえないレベルです。

さらには2020年末にAxis Feetというのが搭載されて、最大5°左右に傾けられるようになりました。これにより屋外での走行により近い感覚になりますし、自転車への負担も少し軽減されるように思います。ちなみに、このAxis Feetは別売されています。Wiggleで1万円しません

新型は、パワー精度も±1%とより精度が高まっています。

何より筐体がシンプルです。Tacx Neo Smartはかなり大柄ですが、Wahoo KICKRはそれと比較すると、見た目がすっきりです。部屋に置いても圧迫感が全く違うんじゃないかと思います。重量はTacxと見た目ほど違いはありません。

また、ZwiftもWahoo KICKR押しで相性は抜群です(笑)し、何よりオプションの多さも他を圧倒しています。

価格はWiggleで13万円強というところでしょうか。Yahoo!ショッピングでは18万円弱とやや高めです。公式サイトでは175,550円となっています。。

アマゾンも同額です。

Wahoo KICKRは2022年末にWiFi対応する新型が登場し、価格は193,105円となる模様です。

Wahoo KICKR BIKE

Wahoo KICKR BIKE

Wahooからインドアサイクルトレーナーが2019年12月に登場します。といってから、1年が過ぎて、本当に販売されるんですかねぇ。海外では販売されているので商品がないというわけではないのですが、何か問題があるのでしょうか。

と思っていたところようやく2020/7/15頃から登場するようです。2020/7/12現在、既に入荷したという店も確認していますので、間違いなさそうです。

価格は2023年3月17日より352,000円(税込)となりました。以前と比較すると10万円以上安くなっています。

販売している店が少ないのですが、代理店のインターテックで販売してます。

2022年9月現在、ヨドバシカメラなどで販売されています。ヨドバシドットコムでは462,000円で販売されています(お取り寄せ扱いです)。ちなみにポイントは1%しかつきませんww

なお、2022年末に新型が登場しWiFiに対応し最大パワーも2500Wになりました。WiFi対応で通信速度が大幅に向上し画面上のステータスが65%以上速く表示されます。。

通常のローラー台なら自分のロードレーサーをセットして利用しますが、このKICKR BIKEは自転車は不要です。

フィットネス用のエアロバイクのようなものですが、そこはトレーニング機材ですから、身体に合わせて色々調整ができるようになっていますし、ギアシフターはシマノ、スラム、カンパ風に設定できるようになっています。

それからクランク長も変更できてしまいます。

画像をみて貰うと穴が5つあるのが分かると思いますが、穴の位置が微妙にずれていて、それぞれの穴が165mm、167.5mm、170mm、172.5mm、175mmのクランク長に対応しているんです。

クランク長の変更ってなかなかできませんが、このKICKR BIKEならペダルを付け替えるだけでできてしまいますから、いろいろ試しやすいですね。

これで、固定式のトレーナーにロードレーサーをセットすると、特にカーボンフレームの場合は痛みそうで嫌なものですが、これなら安心してトレーニングに打ち込めそうです。

自転車と人とはハンドル、サドル、ペダルが直接接する箇所になります。そして、そのパーツは人それぞれ好みがありますね。フィットネスバイクの場合、それらを交換することはできませんが、KICKR BIKEは当然ながら交換できるようになっています。

サドルもペダルもハンドルも標準的なパーツですから、どれも好きなものを選んでつけることができるのです。

ペダルやサドルが交換できないなんてことになると、KICKR BIKEを買うのを躊躇してしまいますよね。

それからハンドルですが、標準で付いているハンドルはやや幅広のもののようです。440mmらしいです。アメリカ人なら問題ないのかもしれませんが、日本人だとちょっと広すぎると感じるかもしれませんね。

なので、ハンドル、サドル、ペダルは交換することを前提にしておきましょうww

パワーは2200Wで誤差は±1%とスマートトレーナーとしても優秀ですが、なんと言ってもこのKICKR BIKEの最大の特長は斜度+20%~-15%に対応している点ではないでしょうか。

静音性についてはまだ不明ですが、HP上には実質的には無音だと書いてますし、Wahoo KICKRもかなり静かな作りですから、かなり期待できそうです。

一般的に静かなローラー台を使った場合、チェーンの音が気になるのですが、その点でもこのKICKR BIKEはベルトドライブを採用しているので、そういう点でも静音性はかなり期待できそうです。

そうは言っても下記動画を見てもらうと分かりますが、それなりの音はしているようです。

あとは、振動がどの程度発生するかですね。振動に関しては、振動吸収用のゴムなどを利用すれば後からでもある程度はごまかせる部分ではあります。

このバイクのものすごいのは、最大20%の上り坂から-15%の下り坂を実現して物理的に傾くところです。まるで昔の百貨店の屋上に置いてあった遊具のようですw

もちろんZwift対応ですから、正に究極のZwiftマシンの登場です。

そして、KICKR専用扇風機のKICKR HEADWINDにも対応していますよ。

 

高いけど、欲しいですよねぇ(^_^;)

 

あ、そうそう、こういう自転車を使わないエアロバイクのようなマシンはとかくQファクター(ペダル間の距離)がロードバイクより長くなっていることが多いのです。

KICKR BIKEの場合、かなりフィッティングにこだわっているようですからQファクターだけ考慮しないなんてことは考えられないので大丈夫だとは思いますが・・・カタログ上には明記されていないようですが・・・

海外も含めていろんなレビュー記事なんかを見ていると、140mmと書いてあったり、150mmと書いてあったりと微妙な感じです。おおよそ140~150mmってことのようです。測定方法の差というか誤差というところなのでしょうか?

極端に広いとか狭いという感じではないようです。広すぎるとどうしようもありませんが、狭い場合ならペダルのシャフト交換などで多少広くすることはできます・・・いずれにしても概ね問題ないレベルの幅のようですね。

あと、欠点としては、左右の動きはないという点ですね。バイクを振ってこぐことはできません。これはスマートトレーナー全般に言えることなので、仕方ないですね。その分、力が逃げないわけですが・・・

Tacx NEO Bike Smart

Tacxからも一体型のスマートトレーナーが登場します。というか、北米やヨーロッパでは2019年9月に販売開始されています。

何故ガーミンから販売???と思ってたら、Tacxはガーミンに買収されていたんですね。

なお、Tacx NEO Bike Smartの価格は$3,199.99とwahooより若干安価な設定となっています。日本ではガーミンのサイトでは407,000円(税込)となっています。

407,000円でPayPayモール(Yahooショッピング)のガーミン公式ストアが販売しています。ちなみに、PayPayモールなのでポイントが付きます。私の場合8%分貰えるらしいですが、見たところ26,280円相当分ほどでした。

楽天市場にもガーミン公式ショップがありまして、そちらでも同額で購入できます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Tacx NEO Bike Smart
価格:407000円(税込、送料無料) (2022/2/1時点)


機能的には、一般的なスマートトレーナーのそれですが、いくつか特徴もあります。

wahoo KICKR BIKE同様、最大25%までの勾配に対応していますが、KICKR BIKEのように物理的に傾くような造りではなさそうです。

ついでに、ちっちゃな扇風機までついていますw

そして私が一番気になっているのが、ペダルストローク分析です。ペダリングモニターですよw

以下、マニュアルから引用してきました。日本語のマニュアルは314ページ以降にあります。

NEO Bike では、左足および右足のパワー出力を別々に測定し、ペダルストローク分析を行うことができます。この結果は、Tacx Desktop アプリの Tacx Films に表示されます。176ページのステップに従って Tacx Desktop アプリを使ってサイクリングを行い、ワークアウトの Tacx Film を選択します。左足および右足のパワー出力は、右側のグラフに表示されます。このアプリで使用できるデモフィルムは数が少ないため、もっとフィルムを使用したい場合は Premium を購読する必要があります。

また、Qファクターは147mmとオーソドックスな値になっていますから、問題ありません。

なお、サドルやハンドル位置などはかなり幅広く動かせるようですがクランク長に関しては不明です。クランク長は170、172.5、175mmで調整できるようです。

ただし、全体的に海外製品にありがちで身体が大きい人向けに作られており、身長が160cm程ないとセッティングできないみたいです。サドルを一番下に下げても脚が届かないらしいです。。。ちなみにWahoo KICKR BIKEの場合は公式に152~192cmの身長に対応しています。極端に脚が短くなければ身長152cmでも利用できるようです。

静音性については、かなりのようです。私が持っているTacx Neo Smartを遙かに凌ぐ静音性のようです。

ミノウラ Smart Turbo 神楽 DD LSD9200

ミノウラからついに登場したダイレクトドライブのローラー台がこの神楽(かぐら)DD LSD9200です。

詳細はまだ不明ですが、静粛性にもかなりこだわって作られているようです。

パワー測定誤差は±1%と、他社製品では±2%が多い中なかなか頑張っています。

本体サイズもシンプルな形状です。

また、免震加工アジャスター脚を採用しており、接地面にはエラストマーをつけていることで振動吸収も行ってくれます。免震加工アジャスター脚ってなんだかとっても振動吸収してくれそうな名前です。(^_^;

私がTacx Neo Smartを使った印象として振動を吸収してくれるクッションはどうしても欲しいところです。

外国製品はこの点において難があるのですが、さすがにミノウラは日本の住宅事情を分かってるなという印象です。(^^;;;

価格はなんと10万円です。安いです。その代わり割引はないようですねw

重さは一般的な20kgほどですから毎日片づけるのは難しそうです。

Xplova(エクスプローバ)NOZA

最後に紹介するのが、2018年10月に発売されたのが、Acer傘下のエクスプローバNOZAです。

もしかするともしかするスマートトレーナーですよw

詳細はあまり分からないのですが、カタログ上の騒音レベルはわずか58dB(30km/h)なのです。もしかするとNO.1の静寂性があるのかもしれません。あくまでもカタログ上の数値なので・・・

パワー測定の誤差は±2.5%とよくある±2%よ若干大きめですが、まあまあよしとしましょうw

だってね、価格が8万8000円(税抜)なのです。安いです。。。重量も16.5kgと軽い部類です。

最大出力2500Wで、Zwiftにも対応していますから、もしかすると2019年のスマートトレーナーの台風の目になるかもしれない予感が・・・欲しい・・・というか試してみたい・・・(^_^;

ただ、若干まだ製品がこなれていない印象です。2020年あたりに買った方がいいかもしれませんね。

2020年5月18日に、新型のNOZA Sが登場します。

フライホイールの重さが5.7kgから5.9kg、大きさが17.5cmから20.5cmと大型化されたことで、実走感が高まると共に、その他変更を加えてさらなる静音性も実現しているようです。

ただし、カタログ値で見る限り騒音レベルは58dBのままで変更はないようです。

また、旧製品に不具合が多かったのかどうかは分かりませんが、物理的な故障も減ったとのことです。

価格は98,000円と1万円高くなっていますねぇ~(^_^;

 

 

ここまでが、2020年7月現在、私が個人的におすすめというか私が欲しいスマートトレーナー4種です。Wahoo KICKRもいいし、ミノウラやNOZAも気になるし、4iiiiも・・・Tacxの影が薄くなった印象です。

個人的にはwahooやTacxの一体型が欲しいですが、高いですよね。

 

以下、その他のちょっと気になるスマートトレーナーと、有名どころを紹介しますw

4iiii Fliiiight

4iiiiのスマートトレーナーは、なんとタイヤと非接触です。タイヤのリムに磁力で負荷をかけるそうです。従って、リムがカーボンではダメで、アルミ製のリムのみの対応となります。

しかし、非接触なので、静音で振動も少ないのが特長となっています。60db前半だそうですから、トップクラスの静音性です。

価格も62,000円とスマートトレーナーにしては安価です。

動画では、レース会場などのウォーミングアップに使えるなんて言ってますが、持ち運ぶにはやや大きいように見えますねぇ。。。(^_^;

グロータック

グロータック GT-Roller Q1.1と、グロータック GT-Roller F3.2です。そのままだと、スマートトレーナーとしては機能しませんが、別売りでスマートトレーナー化できるようになっています。

上述のスマートトレーナーとは異なり、ダイレクトドライブではありませんので、実走感を求めるのであれば、このいずれかがおすすめです。ちなみに、M1.1はF3.2の下位グレードに当たりますので、屋外での利用を検討されないのなら素直にF3.2を選んでおきましょう。

静粛性でもトップクラスです。

加えて、このタイプのローラーは、自転車を振ることができるので、思い切った走りができます。

後輪をはめ込むダイレクトドライブですと自転車を振ろうとしても振れないですし、カーボンフレームだと多少心配になってしまいます。

デメリットは、タイヤすべりがありそうなのと、タイヤ自体も減るでしょう。もちろん、空気圧の調整も必要ですね。そういう意味では実走に近い分、実走なみにいろんな準備が必要そうですね。

加えて、体重が100kg以上の場合は使えません!痩せてください!

最悪なのがERGモード非対応という点です。だったら、紹介するなよ!ってところでしょうが、非対応ですが仮の機能としては実装されています

なので、使えないわけではないのですが、修正の難しいエラーが見つかった場合は無視されるのか、若しくは既に困難な問題が見つかっているかしているんでしょうね。

う~ん、悩ましいですねぇ。1~2年すれば完全対応してくれますかね???(1年経ちましたが今も継続してソフトウェアのアップデートが繰り返されています)

 

きっとパワー値もそんなに正確にはでないような気がします。タイヤのすべり等の関係で。

もし本格的にパワートレーニングをするというのであれば、別途パワーメーターをつけるか、別のダイレクトドライブ式のスマートトレーナーを選んだ方が無難なのかなぁと思います。

でも、静粛性は高く。。。サイスポ測定では、 GT-ROLLER F3.2+GT-eSMART seriesが72.8db(※1)、 GT-ROLLER Q1.1+GT-eSMART seriesが71.0db(※1)となっています。

3本ローラー(正確には4本ローラー)で71.0dbですから、凄いです。音だけでいえば、Wahoo KICKRなどの方が静かなのは間違いありませんが。

GIANT シクロスマート

GIANTからもスマートトレーナーが登場しました。

価格は126,000円とGIANTらしい安価な設定です。ミノウラには負けてますが、十分に安価です。

詳細は不明なのですが、音も同価格帯の他社メーカーの1/10との謳い文句がありますから、かなり自信がありそうですね。

重量が16.5kgとスマートトレーナーとしては比較的軽いです。

https://www.cyclowired.jp/news/node/285093独特の形で高周波ノイズや振動を抑えることに成功しているそうです。スマートトレーナーは静かなのは静かですが、高周波や振動はやはり気になるところです。私自身Tacx Neo Smartを使っている時にも高周波はそうでもないですが振動はやや気になります。

とまあ、なかなか良さそうですが、発売されて1年近く経ってもあまりインプレなどの情報がないんです。使っている人が少ないのか・・・

エリート DRIVO Ⅱ

エリートの新しいスマートトレーナーです。73.3db(※1)とWahooやTacxと比較するとややうるさめですが、十分といえば十分な、まあまあの静粛性はあるのです。TacxやWahooと音の大きさだけで勝負すると分が悪いのは間違いないです。

ただし、このエリートのスマートトレーナーは、純正アプリがなかなか良くできているのです。

バーチャルコーチング機能があったり、なにより、リアリティ抜群の映像でツールのコースなどを走れるのです。Zwiftの場合は明らかなCGですが、エリートのアプリの映像はまさにリアルな映像ですから、Zwiftよりは断然良さそうです。

他にも、私が一番気になっているのが、ペダリング解析の機能です。有料メニューとはなりますが、ペダリング解析機能がついているで、効率的なペダリングを目指すにはうってつけです。これでパイオニアのペダリングモニターの代わりに・・・

他にもパワーメーターとしての計測誤差が±0.5%となっています。一般的なスマートトレーナーの計測誤差は±2%くらいですから、突出していますね。

価格が187,810円とやや高めです。

エリートからはSUITOという安価(94,800円)で小型のスマートトレーナーも登場していますが、パワー値は計算で算出するタイプで誤差が±2.5%となっています。

自転車にパワーメーターを既に設置している場合は、そのデータで自動負荷を調整してくれる機能がありますから、SUITOでも十分かもしれません。

CycleOps ハマー

CycleOpsもスマートトレーナーを販売しています。

カタログ上の騒音は64dbですから、TacxやWahooと比較しても遜色ありませんが、実際のところはどうなんでしょう・・・

価格は15万8000円とスマートトレーナーとしては一般的な価格と言えそうです。

 

以上、スマートトレーナーの主力を紹介してみました。


騒音の調査は同じ条件下で比較しないと意味がありません。

※1 この調査は下記を参照しています。

ZwiftのERGモードなしでワークアウトできるの?

ZwiftでERGモードにすると、その時に指示されたパワーに調整するように自動で負荷を変えてくれるのです。だから、回転数を上げれば負荷は自動で下がっていきますし、逆に下げれば負荷は上がります。

早い話が、回転数を変えずにひたすら漕ぎ続けていれば後はスマートトレーナーが自動的に負荷を変えてくれるのです。

もちろん、ワークアウトにおいては回転数の指示がある場合も多いので、全面的に便利とは言えない部分もありますが、これがスマートトレーナーではなくて自分で変速でパワーを調整というのは、正直なところ考えられないです。

パワーだけなら何とかなりそうですが、指定された回転数を維持して・・・となると、そんなことってできるんでしょうか。。。

その位、便利な機能なんです。だから、スマートトレーナーにしましょう!というのがこの記事の前提でしたw

それにスマートトレーナーにはパワーメーターの機能がついているので、室内のみでパワー計測できればいいのであれば、パワーメーターを買わずにスマートトレーナーを買うという方法もありますよね。

スマートトレーナーの防音対策

最後に、スマートトレーナーを設置するに当たっての防音対策について書いてみたいと思います。

スマートトレーナーに限りませんが、ローラー台はそれなりに騒音がありますし、振動があります。

騒音に関しては、ローラー台の問題なので対策しようがないのですが、意外に問題になりがちなのが振動です。

特に集合住宅に住んでいるような場合には振動は気になります。

振動は騒音にも繋がりますから、何とか対策しておきたいところです。

振動対策というと、一般的にはローラー台の下にゴム製のパッドを置くことです。専用の商品もありますし、ホームセンターなどで分厚いゴムを買ってきてもいいかもしれません。

私は、ブルカットという専用のゴムパッドを使っていますが、まあまあ効果はあると思います。

とはいえ、完全に対策できているかというとそうでもないような気がします。

昔から色々なものを試していますが、決定版のようなものはなかなかありません。

極端な話、フローリングの上に畳を一枚置いて、その上に防振パッドを敷いてあげれば、階下にはほとんど響かないんじゃないのかなぁなんて考えたりもしました。

最近、思いついたものがあります。

それが、トレーニングジムの下に敷いてあるゴムです。

トレーニングジムというと、ビルの中に開設されていることも少なくありません。ということは階下には別のテナントが入っていますから、バーベルやダンベルを落としたときの振動が響いては困ります。

そのために様々な対策が講じられているのです。もちろん建物自体の構造も大事ですが。。。

ローラー台の振動はそこまで大きくないと思いますので、さすがにジムほどの本格的な対策は必要はないでしょうが、参考にはなるはずです。

ジムに敷いているのがまあまあ分厚いゴム製のマットです。詳細は上記のページを見てもらうとして、およそ50cm角のゴムマットが敷き詰められているのです。

当然ながら分厚ければ分厚いほど効果は高いです。沈み込みが気になるかもしれませんが、ジム用のマットはマシンが沈まないように硬度が高めなので、ローラー台程度では問題ない筈です。

分厚い商品だと5cmほどあります。一般的には2~3cmでしょうか?

個人的にはどうせ買うなら、5cmの一番分厚のを選んだ方が良いのかな?って思っていますが、たぶんそこまでは必要ないとも思っています。あとから分厚のにしておけば良かったなんて思うのが嫌なので、一番分厚いのを選びたいと言うだけの話です。

それに2~3cmのマットで足りないと思えば、それを2段重ねにするって方法もあるので、最初から5cm厚を選ぶ必要もないですね。

価格は商品によっていろいろあるのですが、50cm×50cm×5cmで5,000円ほどで購入できます。もちろんもっと高いのもありますし安いのもあるのかな?ちなみに25mm厚のものだとだいたい半額になりますので、価格的には最初から分厚のを選ぶ必要はありません。

設置面積はローラー台の下ということであれば、1m×1.5mくらいで何とかなるのかな?と思うので、50cm四方のマットだと6枚です。すなわち約3万円です。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれでしょうが、3万円で気兼ねなくトレーニングできるのならそんなに高くないのではないかと思ったりはします。

更新日:2023/03/18 7:37:16

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