ネイサン・エイドリアン のこの動画を見ると、キャッチアップ気味というよりは、キャッチアップクロールですw
動画の45秒あたりを見てもらうと分かりますが、リカバリーの手が入水してきた時と、キャッチが始まるのがほとんど同時です。
そんなにタメちゃうんですか。。。
あと、プルは身体の外側をかいていますねぇ。そして、ローリングしながらプッシュ。
リカバリーが始まってから、伸ばした腕の外旋が始まってキャッチ動作の準備をしています。
入水した腕は、内旋させながら水を押さえ込んでいるようです。外旋させた方が腕は良く伸びるのですが、このレベルになると違うんでしょうか。
腕に体重を載せるために、入水後に外旋させると腕が沈みすぎて上半身も沈み込んでしまうのかもしれません。だから、内旋させて身体を支えてるわけですな。どうでしょう?(^_^;
今度私も試してみますw
ソープや孫楊の泳ぎを見ていると、入水後の腕がとても前に伸びているように見えます。
肘は90度に近い角度でプルをしています。もちろん、我慢の手で、かなりキャッチアップ気味で一気にプルし、太腿まで十分にプッシュしています。
こういう泳ぎをしようとすると、どうしても肩甲骨の柔軟性が必要で、更には、脇腹も十分柔軟である必要があります。脇が伸びるというのは、脇だけの問題ではなく、腕から脚までが柔軟である必要があります。
私の場合、右は比較的動くようになってきているので、できているかどうかはおいといて、右呼吸の時はイメージに近い泳ぎができますが、左呼吸時は、左の肩甲骨、広背筋があまり動いてくれないので、とても伸びのない泳ぎになっているように感じます。
やはり肩・脇・背中の柔軟性はとても重要なポイントだと感じます。もちろん他の部位がどうでもよくはないというのは上述したとおりです。
ここで紹介したような選手は、腕を伸ばした状態からハイエルボーにしてプルをしていますが、一般的なクロールだと、伸ばした腕はストレートのままやや滑らしながらハイエルボーしやすい位置まで持ってきて、そこからプルなりプッシュなりをするようです。
最初からハイエルボーにするためには十分な柔軟性が必要で、無理にやっていますと故障の原因となりやすいのでしょう。
そもそも、肩関節以外にも胸郭などの柔軟性がないと、やりたくてもやれないと思います。以前の私がそうでしたw
今は前段階でハイエルボーをしようと思えばできますよ。右手だけですけど。左手はまだ柔軟性が足りなくて肘が曲がらないですね。どの辺りの柔軟性が足りないのかというと、肘、肩、脇、脇腹とほぼ全てですw
右手も最近なんですよ、できるようになったのは。だから、左手もそのうちできるようになるんだろうと思います。