初動負荷トレーニングを3ヶ月間はびっしり通いました。

イチローが「初動負荷トレーニングを始めて3日やったらやみつきになった」なんて言ってましたが、私も3日目あたりで動きにも慣れてきてますます楽しくなっていきました。なんかイチローが言う気持ちも分かる気がします。

ただ、なかなか時間がなくて長時間トレーニングできないのが残念です。

そして、3ヶ月間はほぼ毎日通いました。台風等で休んだ日もありましたが、原則定休日以外は毎日行きました。

初動負荷トレーニングって一体何なのか?

ところで、初動負荷トレーニングって一体何なのか?というのをカンタンに書いてみます。

一言で言えば、動的ストレッチです(あくまでも私の印象です)。もしくはプライオメトリクス(プライオメトリック)トレーニングという感じです。

どちらかといえば後者のプライオメトリクスなのかもしれませんが、よく初動負荷トレーニングをすると柔軟性が増すといわれるのは動的ストレッチな側面があるからではないでしょうか。

マシンを使った動的ストレッチなので、自重だけで行うよりは負荷をかけられるって感じでしょう。自重の動的ストレッチよりは可動域を広げやすいのです。

逆にマシンを使うので動きに制限はありますね。

個人的には、ストレッチは好きでないので、やりたくないのですが、初動負荷トレーニングなら1時間でも2時間でもやってられます。(^^;

動的ストレッチなので、トレーニング後に走ったりするとバネがでます。静的ストレッチだと身体が重くなりがちですが、初動負荷トレーニングの後は跳ねるように走れたりします。

もしくは、動的ストレッチというより、もう少し筋トレに寄せて考えれば、筋トレのストレッチ種目に近いでしょうか。

筋肉が伸びきったときに一番負荷がかかる種目がストレッチ種目ですが、筋肉が伸びきった後に縮もうとする反射を利用して一気に収縮をかけるのが初動負荷というのかな?と私は理解しています。

ですから、伸張反射、ストレッチショートニングサイクル(SSC)によって瞬発的なパワーを発揮するプライオメトリクスではないかと感じます。

初動負荷トレーニングを開発?した小山裕史さんの本を読んでいても元々は専用のマシンを利用せずに初動負荷トレーニングを行っています。

初動負荷のバッタモンと言ったら叱られますが、似たような要素のストレッチ系のマシンがありますが、それらのマシンは初動負荷のマシン以上に通常の筋トレマシンにとても形状が似ています。

もともと、初動負荷のマシンも旧型は今より全然一般的な筋トレマシンのような形状をしていました。

ストレッチ種目の方が分かりやすいですし、レッグプレスにしてもウエイトが下がることで股関節が最大収縮しますが、それってパートナーストレッチでパートナーにグッと脚を押さえられて、大臀筋などのストレッチをする行為にとてもよく似ています。

それらのマシンのコンセプトとしては、押したり引いたりして負荷が最大になったところから、加重しているウエイトが元に戻ろうとするときの力を利用して筋肉をほぐそうという理屈です。

初動負荷トレーニングもだいたいそんな感じなのではないでしょうか。

ワールドウィング公式ページ

これは(SCAPULA)スキャプラという肩甲骨周りをトレーニングするマシンですが、これなんか、ラットマシンを軽い重量でワンハンドでプルをするのとそんなに違いはないように思います。

もちろん、初動負荷ならではのカムボックスという箇所で負荷のかかり方を調整しているので、ラットマシンより効率よく初動負荷トレーニングできるようになっているようですし、突き詰めるといろいろ差はあるのですが、基本動作としては大きな違いは感じません。

そして、基本動作を行うのであればラットマシンで十分似たような動きはできると私は思いました。

実際、下記の動画を見てほしいのですが、これってラットマシンとほとんど同じです。

私はホグレルのマシンを使ったことはないので、実際の動きは分からないのですが、マシンの見た目と見た感じの動きは特に特殊な箇所は見当たりません。

違いは、マシンの使い方だけなのではないかと思わずにはいられません。

実際にラットマシンで初動負荷のスキャプラと同じ動きをやってみた感じ、同じような感覚でできました。

ただ、ラットマシンの場合、微妙な重量設定ができないので、その点はやや難がありますし、スキャプラの方が初動負荷トレーニングには最適化されていて優れているというのは間違いありません。できるできないでいえばできますと私なら答えます。効果的かどうかは別です。

余談ですが、私は初動負荷マシンでSCAPULAが一番好きです。二番目がCLAVICLE(クラビクル)。

スキャプラの何が良いかというと水泳で使う伸張反射にかなり近い点です。スキャプラは片手で使うのと、両手で使う2種類あります。

片手ならクロールや背泳ぎ、両手ならバタフライのキャッチからプルにとても近いです。特に2軸的な前の方に力を入れるプルならとても親和性が高いと思います。キャッチのあたりで身長反射を使うことになると思いますが、その動作をこのマシンならできちゃいます。

両手で使うスキャプラの場合、胸椎の伸展ができないと上手に扱えません。私が初動負荷ジムに通っていた頃は胸椎があまり動かなかったので、なかなか思うように動かせませんでした。それでも、通っているうちにかなり可動域が広がりましたので、胸椎の伸展ができない人にはおすすめします。ただし、腰を過度に反らせるなど代償動作で胸を張ってしまう可能性はあるので、このマシンに期待しすぎるのもどうかとは思います。

初動負荷マシンによく似た他社製品で自宅で初動負荷トレーニング

ちょっと余談。

自宅で初動負荷トレーニングをしたい人も少なくないのではないかと思います。理論上は自宅で初動負荷トレーニングをすることも可能でしょう。初動負荷トレーニングの初期の書籍を見ても特別なマシンを使っているわけではありません。

従って、初動負荷トレーニングに初動負荷マシンが必須かというとそうでもないと思いますが、現実的には初動負荷マシンがないとただの筋トレになってしまうように思います。

ところが、初動負荷マシンを導入しようと思ってもこれまた少々難しいのが現実です。

ワールドウイングの初動負荷マシンは現在購入できません。基本的にはリースで導入することになるようです。

ただし、ジムに他社製品と一緒に設置することができないようなので、24時間ジムなどに初動負荷マシンを設置することは不可能です。

また、自宅のホームジムで初動負荷トレーニングをしたいと思っても、個人でリースは難しいでしょう。このような理由から、初動負荷トレーニングをするためにはワールドウイングの初動負荷マシンと似たような製品を探すしかありません。

動的ストレッチのマシンとなるとかなり沢山のブランドがあるのですが、初動負荷マシンに見た目がよく似たマシンとなると結構限られてきます。限られてはいますが、なくはないのです。実際よく似た形状のマシンが販売されています。流石にワールドウイングの特許部分については付いていませんが、その部分が初動負荷トレーニングに絶対必要かと考えれば、別になくても問題なさそうな感じです。ワールドウイングに言わせればあると無いとでは全然違うということになるのでしょうが・・・

それはともかくよく似たマシンの話です。

私の知る限り4D-Stretchのマシンが、恐らく最高レベルに初動負荷マシンに近い製品です。ワールドウイングの初動負荷マシンの形状そのものです。(^^;;;

IMPROのマシンもかなり近い感じですが、4D-Stretchよりはホグレルなどの製品に近いでしょうか。

あとは、ドリームカンパニーの製品も4D-Stretch同様に雰囲気が似ています。

もし初動負荷マシンみないなのを自宅等に導入したいのであれば、このあたりが近いのかな?と思います。

以上、余談でした。

初動負荷トレーニングの印象

初めて行った後は、さすがにちょっと疲れたなぁという印象でした。

ある会員さんが「毎日来るとしんどい・・・」みたいな感じのことをスタッフに話していましたので、たぶん誰でも最初はそんな感じなのかな?という印象です。

私も毎日行くのはどうかな?という気もしましたが、とりあえず行ってみて、しんどかったら適当に端折って帰ってこようという感じで連日行ってみましたが、実際に毎日通っても特に問題はない印象です。

身体への負荷が全く無いわけではありませんし、最初は無駄に力が入っているので本来よりは疲れますが、それも徐々に解消されてきます。

入会当初は40分くらいのメニューでやってたのを、1週間後からは1時間半のメニューに変更してもらい週5~6回通いましたが、別段問題はなかったです。

ですから、慣れれば毎日通っても全く問題ないと思います。上述の会員さんの場合は、よく見ていると重量も比較的重くして終動負荷的な動きをされているので、そのために疲れが蓄積され気味なのかな?と勝手に想像しています。

私は一応毎日3km以上泳いでるので全く運動していない人よりは慣れ易いのかもしれませんが、こういうのって最初ちょっとしんどいのを我慢すれば案外慣れちゃいます。

初動負荷トレーニングは、頑張るトレーニングではないので、慣れてくるとどんどん力を抜くことができるので、それだけ楽になっていきます。

初動負荷トレーニングはどの位やるのか?

上述したとおり、最初私は毎日通っていました。毎日通ってる人は比較的少ないようですが、それでも1日に2回行くような強者もいるようです。

1回のトレーニング時間としては、およそ1時間から1時間半くらいなのかな。

私は、最初に組んでもらったメニューで当初は3セットしていたのですが、それだと当初は1時間かかりましたが、すぐに40分くらいで終わるようになってしまいました。折角電車に乗って通ってるのに40分で帰るのはもったいないので、5セットに変更してもらい、そうするとおよそ1時間程度になりました。

その後、メニューを追加してもらい、最終的には1時間30分ほどのトレーニングになりました。スタッフの人などと話しながらトレーニングしたりすると、10~20分くらい余計に時間がかかってしまいます。

別の店のスタッフの人が仕事が休みの日にトレーニングに来て、7時間くらいずっとトレーニングしているそうです・・・そんな変態もいるようですw

その位、ラクラクなトレーニングだということです。たぶん、私もやれ!と言われればずっとやっていられるように思います。2~3時間なら全然大丈夫です。実際2時間くらいはあっという間に過ぎてしまいます。

7時間となると、どうでしょうねぇ・・・しんどい以上に飽きると思うんですけどね。ちなみに普通の筋トレの場合は、1時間半くらいで集中力が切れてしまいますので、やっぱり初動負荷はあまり負荷がかからない印象ですね。

日数的には、週にある程度の回数を行った方がいいだろうとは思います。

一応スタッフの人達は週に1~2回でも効果がありますよ、とはいいますが、そりゃぁやらないよりは全然マシでしょうが、本当の効果を感じるという意味で私は週に3回以上は通った方がいいんじゃないかな?とは思います。

ジムの休日がありますから、毎日通ったとして週に6回です。これでも全然問題ないです。疲れがたまるという点においても問題ないでしょう。

通常の筋トレですと回復する時間が必要でしょうが、初動負荷トレーニングは筋肉に負荷があまりかからないので、毎日でも全然問題ないです。私の感覚ですが。。。

個人的には週1回の初動負荷トレーニングをするくらいなら、もっと他にあるんじゃないかって気がします。あくまでも私感ですが・・・

初動負荷トレーニングの効果

初動負荷というと、柔軟性が増すとか、可動域が広がるという効果が期待されるわけですが、実際どうなのか?という感想を書いてみましょう。

まず、最初にトレーニングをした感じですが、可動域は広がります

当たり前といえば当たり前なんですが、ストレッチすると一時的でも広がるでしょ?あんな感じです。でも、すぐに戻りますよね。

初動負荷でも同じようなものだとは思います。この辺は変化がよく分からない部分もあるのですが・・・

ただ、初動負荷トレーニング後に走ったりすると、それまでと違う筋肉に負荷がかかっていることを感じたりしますから、柔軟性が増したのか可動域が広がったのか、なんだかよく分かりませんが、何らかの変化は間違いなく感じます。

私は、とにかく身体が硬いので、逆によく分かるといいますか、トレーニングしますと、表面の筋肉が緩むようで、そのおかげで奥の筋肉に負荷がかかるようになります。

例えば肩ですと、肩周りの表面的な筋肉が緩むと奥のカチカチの筋肉に負荷がかかり、ものすごい肩こりのように感じるのです。

私は、こういうのは慣れているので、あ~いい感じの変化だなと思いますが、慣れていない人だと逆効果があったんじゃないかって心配する人もいるかもしれません。

この辺のフォローはスタッフの腕の見せ所でしょうが、スタッフは若い人ばかりで・・・ゴニョゴニョ・・・なので、スタッフに過度の期待はしない方が良さそうです。(ーー;)

初動負荷トレーニングの後に、走って帰ることがあるのですが、この場合、だいたいタイムが良いです。なんだろ?身体の中にバネができたような感覚になります。

ちなみにストレッチ屋さんで、ストレッチをしてもらったあと走って帰ったことがありましたが、身体が重くて全然走れなかったことと比較すると、初動負荷トレーニングの後は本当に快適に脚が動きます。

伸張反射を使った走りができているのかなぁという印象です。

一方で、初動負荷トレーニングの後に泳ぎに行くと、あまり芳しくありません。

原因はよく分かりませんが、何となくバランスが悪いような印象があります。

可動域が広がるとバランスが変るので、踏ん張りが効かない水泳ではその辺が顕著になるのかな?というところでしょうか。

恐らく、もっと伸張反射を使って上手に泳げるのなら効果を感じるのでしょうが、力任せで泳いでいるところがあるので、そういう意味では効果を実感しにくいのかもしれません。

いずれにしても、可動域が広がったら、その可動域に合わせたフォームに修正する必要があります。もしかすると無駄に動きが大きくなってしまう可能性だってあります。

ですから、水泳のタイムとして結果を求めるのなら、身体を動かす練習も必要になるのだろうと思います。

初動負荷トレーニングに筋肥大効果はない

ときどき初動負荷トレーニングに筋肥大効果を期待している人がいるようなのですが、たぶん、おそらく、間違いなく筋肥大効果は無いでしょう。少なくとも期待すべきではありません。

筋肥大させるのは重い負荷をかけるのが基本ですから、そういう意味では初動負荷トレーニングは全く筋肥大効果はありません。一般的な筋トレとは全く別物です。

もちろん筋トレでも比較的軽い重量で高レップのトレーニングをバリエーションの一つして行うこともありますが、初動負荷トレーニングの負荷はそれよりずっと軽いです。

というより、初動負荷トレーニングとしての効果を得るためには筋肥大効果が期待できるような重量では重すぎるのです。

初動負荷トレーニングの場合は、血流を良くするとかそんなイメージで、筋繊維を大きく破壊するようなトレーニングではないです。なので、再度筋肥大効果はないと言っておきましょう。

なので毎日トレーニングしても回復が追いつかないなんてことは考えにくいのです。

初動負荷トレーニングでパワーが身につく?

初動負荷トレーニングがプライオメトリクスなのなら、パワーがつくのでしょうが、個人的な感想としてはちょっと難しいようには思います。

一般的にプライオメトリクスというと体感以上に身体への負荷がかかるといわれています。そのため、筋トレなどである程度の筋力がついてからプライオメトリクスを行うように指示されることもあります。

ところが、初動負荷トレーニングではあまり負荷がかかる感じはありません。実際、毎日トレーニングしても問題なく回復するレベルの負荷ですから大したことはないのでしょう。

となると、筋力×速度であるパワーが初動負荷トレーニングで身につくのかなぁ?と思わずにはいられません。

例えば、高いところから飛び降りたり飛び乗るようなプライオメトリクスを行うと脚の筋肉はもちろん膝関節などにもそれなりの負担を感じますが、初動負荷トレーニングではそういった感じは一切ありません。

となれば、プライオメトリクスとして初動負荷トレーニングを行うのはちょっと微妙なのかな?と思わずにはいられません。

初動負荷トレーニングのデメリット

デメリットと言うほどの話でもありませんが、初動負荷トレーニングにもやはり問題点はありそうです。

一番感じているのが、あまり硬くないところは緩みやすいですが、硬いところは緩みにくいです。

これが結構顕著に起こるように思うのです。

ですから、右肩が硬くて左肩がマシな場合、左肩はドンドン柔らかくなっていきますが、右肩は左と比較するとペースが遅いので、左右差がドンドン広がる印象です。

ですから、私も、2週間が過ぎたときに整体に行ったのですが、かなり左右差が出てしまってるといわれました。というか、自分でも捻れた感じがあって、だいぶ左右差があるなぁとは感じていましたから、やっぱりな、というところです。

ある程度進んでしまえば、遅れていた右側も追いついてくるでしょうから、そういう意味では問題ないのでしょうが、初期段階は多少しんどいのかな、とは思います。

ここら当たりの問題はワールドウィングではあまり問題視されていない印象です。自分で意識的に硬い方を緩める努力をした方が良さそうです。

努力というと、力を入れて・・・というところでしょうが、実際にはできるだけ力を抜いてトレーニングすることが大事です。

これができていないからこそ硬いので、そこの筋肉を如何に使わないかがポイントでしょう。

初動負荷のマシンも、触っていると、どうすれば力を入れずに動かせるのかが分かってきます。特許の機能で、重りの逓増・逓減が行われているようで、カムをうまく動かしてやるととても楽に動かせるようになります。

逆に言うとそのように動かせるようになるまでは、終動的な動作が行われているわけで、初動負荷トレーニングとしてはまだまだ下手クソといえそうです。

初動負荷トレーニングを最大限に活かすためには、身体を整えて上げる必要があるのだろうと思います。

初動負荷トレーニングにも得手不得手があるのですから、身体のバランスを整えるのはまた別の方法で整えなくてはならない・・・ということでしょう。

筋肥大を初動負荷トレーニングに求めるのが間違っているように、初動負荷トレーニングに何でもかんでも期待してはいけません!!!(^^)

それより最大のデメリットは、初動負荷トレーニングできるジムが限られており、通うのが大変だという点です。

イチローみたいに自宅にマシンがあれば、そりゃぁ、私だって毎日暇な時にトレーニングしますが、通うのに片道1時間ともなると、対時間効果が微妙です。それなら自宅でストレッチを1時間してた方が遙かに良さそうです。

初動負荷トレーニングのポイントは、肩甲骨と股関節

初動負荷トレーニングのマシンは、肩甲骨周りの筋肉と、股関節周りの筋肉に効かせるようになっています。

従って、腕をトレーニングしたいと思ってもできません。

あくまでも体幹を使えるようになるトレーニングだということでしょうか。

肩甲骨と股関節がパフォーマンスアップにとても重要なのは間違いないと私も思っているので、その点では不満はありませんが、ストレッチマシン程度で考えるのなら、物足りない部分はあるでしょう。

余談ですが、初動負荷トレーニングによく似たストレッチ系のマシンが他社から出ています。それらは初動負荷マシンとは形状が異なりますが、実は旧型の初動負荷のマシンは他社のマシンと同じような形状だったりします。

なので、他社のマシンの形状の方が良さそうだ・・・と思ったとしても、初動負荷マシンは敢えて現状の形状に進化しているので、同じような動きはできると考えてよさそうです。

初動負荷トレーニングの情報はネットにはない

初動負荷トレーニングに興味がある人の中には、インターネットで検索したりして情報収集しようとしている人もいるでしょう。

私がそうでした。

しかし、検索してもあまり情報は出回っていないようです。というのも、ワールドウィング本部があまり積極的ではないようなのです。というよりは消極的だと言ってもいいでしょう。

一応ジムでの撮影自体は禁止ではなさそうですが、そもそも会員数が一般的なジムと比較すると圧倒的に少ないですから、ネット上に情報が出てくることはほとんどないわけです。

初動負荷トレーニングに関して私は30年前から知っていたので、誰もが知っているものと思っていましたが、どうやら世間における認知度は極めて低いようです。(ーー;)

ですから、興味のある人は、もう迷わずジムに行って体験してみた方がいいですね。

結局私は4ヶ月で辞めることにしたんですけどねww

初動負荷トレーニングは効果なしか?と訊かれると効果はあると思うのですが、時間対効果を考えると微妙な感じはありますよね。

それは私の身体が硬いからなのかもしれません。

ある程度の可動域がある人の方が時間対効果は出やすいんじゃないでしょうか?

初動負荷トレーニングを検討している人にアドバイスするとしたら、

初動負荷トレーニングは万能ではありません!

初動負荷トレーニングがパフォーマンスを上げてくれるわけでもありません!

もし、ご自身の中に伸張反射というキーワードがあるなら試してみられることをおすすめします。よく分からないけどやってみようと思っているのなら、おすすめしません。

よく分からないで効果が出るようなトレーニングとは思えないからです。正しいフォームでないと効果が出にくいように思います。

以上、初動負荷トレーニングの体験記でした。

実は辞めてから数ヶ月経つんですけど、最近身体の可動域が広がってきているので、また初動負荷トレーニングしてみたい気持ちもあるんですよねぇ。

いや、悪くないんですよ。悪くないんですけどねぇ。ジムの往復だけで1時間半くらいかかるのが最大の問題です。

月額料金も高いですね。他の24時間ジムと比較すると2~4倍しますからね。

更新日:2023/08/08 13:19:39

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