背泳ぎ

背泳ぎが全く速くならない。

全く速くならないというと言い過ぎか。1年前、50mを1分5秒くらいだったのが、今は55秒なのだから十分に速くなっているのかもしれない。

しかし、平泳ぎでさえ50秒で泳げるのに、クロールやバタフライは40秒を考えると、背泳ぎの下手クソさが際立っているように思える。

それに平泳ぎは、ある程度改善の見込みはあるし、問題点もそれなりに把握できているので、速くなりそうな気はする。

しかし、背泳ぎに関しては、全くどうしていいのか分からない。

いろいろなフォームを試しているが、全く目処が立たない。これが一番の問題点だ。

一体何の練習をすればいいのかが分からないのだ。

背浮きの練習で、10秒速くなった。従って、脚はそんなに下がっていない筈だ。

となると、プル動作の問題か。

速い人にプル動作を見てもらったが、特に問題はないらしい。

もっと深くつっこんでたくさんの水をプル必要があるのか、タイミングの問題なのか、楽に泳ぎすぎているのか・・・(^^;

そう、疲れにくくなっている。一年前は25m泳いだらゼイゼイハアハアだったが、今は息は上がらない。

なぜなら、キック無しでも泳げるからだw

たぶん、キックした方が速いのだろう。でも、そういう問題ではないとも思っている。なぜなら、キックをしたからといって、40秒で泳げるわけではない。というか、恐らくタイムはあまり変わらない。

もっと根本的な問題点があるはずだ。

背泳ぎの泳ぎ方

姿勢

背泳ぎのポイントは、何よりも身体が浮くことである。背浮きで、身体の全面が水面に出ていなければならない。

背泳ぎが苦手な人は、とにかく脚が沈んでいる。女性は比較的背泳ぎが苦手という人は少ないが、男性は背泳ぎが苦手だという人が多いのは、筋肉量などのせいで、男性の方が脚が沈みがちだからだ。

ひどい人だと、脚が水底につきそうな位にまで下がっている人がいるが、これは、タイヤを引いてランニングしているに等しいくらいにしんどい泳ぎ方だ。ここまで脚が下がってしまうとキックをしようとしてもなかなか思うように行かないはずで、仮にキックをしてものたうち回っているだけに等しい。

クロールの場合、脚が下がっていても、腕の力で無理矢理進むことも不可能ではないし、そもそも背泳ぎほど脚が下がらない。恐らくは脚がどの位下がっているか自分でもある程度わかるからではないかと思う。

一方背泳ぎの場合、自分が思っているよりは脚が下がっている筈だし、腕のプルもクロールほどは力強くできない。

だから、背泳ぎを楽に、速く泳ぐためには、とにかく身体全体が浮いている姿勢を作るのが最優先課題だと言える。

背浮きで脚の方向に進むスカーリングをする際、身体が沈んでいると、全く進まない。というより、溺れる状態に近くなる。

そして、足先が水面に少し出る位まで脚が上がってくると、かなり進むようになる。

しかし、この足先が水上にあるという状態は、お尻が下がって、くの字になった状態だ。

ここまで上がってくると確かに背泳ぎはかなり楽に進むようになるが、これではまだまだ甘い。

もう一段上に上がるためには、太腿も水面触れ、体幹も水面に触れる位にまで上がらなくてはならない。

すなわち、この状態だと、身体全体が水上に上がっている感覚になる。

ここまで上がってくると、背泳ぎは劇的に楽になる。

背泳ぎの姿勢

背泳ぎの姿勢は、クロールの上向きが基本です。

なので、若干くの字で、お尻が下がり気味なイメージです。

ありがちなのが、背中が反った姿勢ですが、これは、ダメ。

男性に多いのが、脚が下がってしまう姿勢です。ひどい人になると、プールの底に足がつきそうな姿勢で泳いでいる人さえいます。

たぶん、自分で思っているよりは脚が下がっています。自分では水面ギリギリに脚があるつもりでも横から見るとプールの中程なんてことはよくある話です。

アップキックで脚を上げますが、その上げたときの高さはたいてい水面あたりですから、だいたいその辺りに脚があるつもりになっているだけなのです。

アップキックを身体の前側までしか上げないイメージだと、自分のボディポジションが斜めになって脚が下がっているのに気づくかもしれません。

なんにしても背浮きができるようにならなければなりません。

背浮きができるようになれば、次はプルのしやすい姿勢を作ります。

胸を張るか、猫背にするか。コーチによっていろいろ意見の分かれるところでしょうか。

私は、猫背派です。

クロールの上向きのイメージです。

猫背で、お腹に力をいれて(というかお腹に力が入るような姿勢)、脚が上がるととても泳ぎやすいのです。

ゆるい”く”の字になるので、頭は自ずと上がり気味で、お尻は少し下がりますが、ピッチを上げて泳ぎやすくなります。

ピッチを上げずに泳ぐのなら、”く”の字を緩やかにした方が泳ぎやすいかな?という感じがします。

ストローク

姿勢が決まると楽にはなるが、進む為には推進力が必要だ。

推進力は、腕のストロークがメインなのはクロールと同様だ。

背泳ぎが苦手な人は、水をつかめていないことが多い。

クロールのキャッチと、背泳ぎのキャッチはかなり異なるため、クロールが泳げても背泳ぎのプルがスカスカな人も多いだろう。

どうすればキャッチができるのか?というと、それは・・・自分で適切な角度を見つけるしかない。

私の経験で言えば、ある日突然、これかもしれないという角度が見つかる。それが見つかれば後は、水を押すだけだ。

水さえつかめれば押すことができるので、前に進むようになる。ちょうど胸の辺りで、水を完全に掴み切れれば後は一気に押し込むだけでぐ~~~っと進む。

この時姿勢が水平であることは大前提なのはいうまでもない。

背浮きのスカーリングで足先が出ていて、水を押せるようになれれば、50mで50秒はかからない筈だ。更に背浮きの姿勢を正せば40秒が切れる日も近い筈だ。

更に洗練した泳ぎにする為には、プルブイでの片手プルで、脚でバランスをとらず真っ直ぐ進む練習はしたい。

ここまでできれば、基本的な背泳ぎは完成で、後はキックのタイミングやローリングの深さや、リカバリーのタイミングなど細かな調整をしていくことになる。しかし、それらは、あくまでも基本動作ができてからの話で、基本ができていなければ、何の意味もない。タイミングは最初から合わせておきたいのは間違いないが、それよりは背浮きの練習を先にすべきだと言うことである。

タイムを縮めるならバサロも練習したい。

更新日:2021/04/15 7:20:00

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