>昨日、久しぶりにけのびの練習をしてみました。

普段はだいたい7~8mくらいで浮上します。

いきなり余談ですが、タッチターンの後のけのびの方が距離が何故か伸びます。

壁を蹴ってスタートした後のけのびだと5mラインを身体が超えたら失速してしまうのですが、ターンの後の場合は、もう少し1mくらい伸びるように思います。

違いがあるとすれば、スタートの時は身体が下を向いているけど、ターンの後は横を向いているということだけです。

下を向いて壁を蹴ると、何らかの抵抗があるのでしょう。姿勢の問題だと思いますが、今のところ原因が全く分かりませんw

けのびで身体一つ分伸びたのは間違いない筈

さて、本題です。

昨日、けのびをしていますと、あるとき急に距離が伸びて、普段より身体一つ分くらい距離が伸びたのです。

およそ10mあたりまで行ってる感じです。

プールの中間点があと身体一つ分くらいにみえるので、10m前後まで行ってる筈です。

以前にも10m近くまで行ったことはあるのですが・・・

その後、また7~8mに戻りました。だいたい、このときは、何度もできたわけではないのです。全身を渾身の力で固めて目一杯頑張った時にたまたまその辺まで我慢できた・・・というのが正確なところ。

今回は、普段とあまり変らないリラックスした状態でクリアできているので、ちょいと手ごたえが違います。

私が普段泳いでいるプールは10mなどのラインがないので、正確なところは分からないのですが、それでもいつも失速するプール横にある穴を大きく超えたところで失速しているので、間違いなく身体一つ分伸びています。

要因は・・・

これしか考えられないですね。

腰仙関節が少し動くようになってストリームラインが綺麗になりつつある・・・

まだ、ちゃんと動くわけではないのです。というか、どの位の可動域が出る関節なのかが分からないのですが、ほんのちょっとしか動きません。

動いても腰回りの筋肉が突っ張ってまだまだ頑張ってる感じですが、それでも鏡の前に立って、ストリームラインの姿勢を作る努力をしてみると以前よりは断然いい姿勢にみえます。

よく教本に載っている写真のように、腰がフラットになっているように思います。以前もフラットにしていたつもりでしたが、今の方が見た目が格好いいです。

たぶん、骨盤の角度が違うんでしょうね。

まだ残念なことに、かなり頑張って作らないとこの姿勢にはならないので、泳いでいる時にこの姿勢を作るのはまだまだ難しいと言わざるを得ないのですが、それでも随分進歩したように思います。

頭の角度も変えてみた

実は頭の角度も少し変えてみました。

ストリームラインの頭の位置の考察あれこれ
先日、水泳経験に約20年のブランクを持つ夫クンがマスターズ水泳大会初挑戦を決めた際、初心者がいちばん重要なのは姿勢だろうということで、SLK(ストリームラインキック:ストリームラインを組んだまま水面でバタ足。要はグライドキック)の練習を何度

顎を引く感じです。首を引いて、うなじを伸ばす感じというか。。。

目線はやや後ろを見る感じにしてみました。

なかなか長年の癖があるのでうまくできないのですが、それでも顎を引いたときには確実に距離が伸びている気がします。

腰より案外これだけのおかげだったりするかも・・・その位の効果を実感しています。

壁を蹴ったときに水と喧嘩をしてしまう

こんな感じでだいぶいい感じになっているのですが、いろいろ課題はあります。

その一番が、壁を蹴った後に、水の音が激しいことです。

要するに抵抗の大きい姿勢になっているのだと思います。

特に顎を引く姿勢をとろうとすると、顎を引きすぎるのか、ゴボゴボと水が大暴れします。

間違いなく減速していますw

これをそ~~~っと水の音を立てずにす~~~~っと壁を蹴れるようになれば、プールの半分はみえてくるような気がするんだけど・・・

 

この水と喧嘩してしまう件ですが、この原因は恐らく頭の位置にあるのだと思います。

頭の位置が前に出ているのが原因ではないかという気がしています。

この前に、頭の位置を変えたと書きましたが、これと理屈としては同じなのではないかと思うのです。

私の身体は現状、スウェイバックになっています。この辺の詳細は下記をご覧ください。

スウェイバックになっているので、首が胴体より前に倒れています。ですから、真上から見たら、胴体の前に頭が出ている状態になっているのです。

そりゃぁ、水の抵抗が増えますよね。

首が胴体の真上に来れば、そして頭が胴体の真上にくれば、真上から見た断面積が最小になりますから、そうすれば、水の抵抗が最も小さくなるのは誰でも分かることです。

ですから、まずは首の位置をまっすぐにする必要があります。もちろんこれを根本的に治す為は骨盤の角度から修正をする必要はあるのですが・・・ある程度は意識づけで頭を後ろに持ってくることはできるのです。

それが頭の位置を変えたらけのびの距離が伸びたことに繋がっているのです。けのびくらいならこのくらいの修正でも何とかなりますが、実際の泳ぎの中ではどうしても首が前に出てしまっているはずです。自覚はありませんが・・・(^_^;)

ストリームラインの話に戻りますが、首を後ろにした(実際には胴体の前にしたという意味です)状態で、腕を組みます。

ストリームラインの時の腕は耳のやや後ろですね。耳のやや後ろに腕が来るように伸して、肘を絞ります。

この状態を横から見ると、大袈裟に言うとガンキャノン状態です。腕が背中の上に乗っかっているようにみえるのです。裸だとそうでもありませんが、服を着た状態でこの姿勢を取ると、どういうわけか背中から腕がはえているようにみえるのです。私には。

そして、ストリームラインが綺麗な人ほどこういう風にみえるように私には思えます。従って、私の中ではこの姿勢がストリームラインの正解だと思っています。

もう一度、おさらいします。

首や頭は胴体の真上におく。そしてその位置で頭の後ろ側から腕で覆い隠すように腕を伸し肘を絞り、腕は更に上に伸す。

こんな感じですね。これでだいたい上半身、というか肩から上は完成形になったのではないかと思います。

後は肩から下の完成を目指しますw

身体の感覚も変えてみた

その後、試行錯誤しているのですが、一つ発見しました。

上記までの変更で、確かに距離は伸びたのですが、そこから更に伸びた方法があります。といってもほんの少しですが・・・

それは、頭というか額というか顔で水を押さえつけます。額で押さえるのが近いのかな?

頭で水を押さえようとすると、首が前に出がちですが、首は後ろに引いて額で水を押さえるような微妙な感じにしますw

尚且つ胸で水を押さえつけます

この感覚でけのびをすると、やや前傾気味なので、プールの底に行きがちで、1.2mくらいの水深のプールだと底ギリギリまで行ってしまいますが、それ以上の水深のプールでも1.2mくらいのところで止まります。恐らく水圧の関係でしょう。

それはともかく、やや前傾気味にけのびをするのですが、底に到達した頃には、脚は底につかないので、たぶんほぼ水平になっていると思われます。

従って水の抵抗が若干減るようで、微々たるものですが、けのびの距離がのびまして、本当にプールの半分まであと身体一つ分くらいのところまで行けることが多くなりました。10.5~11mくらいなのなかな?

そして、この感じで泳いだ方が速いみたいです。脚が上がる感じがありますので、当然といえば当然です。

壁を蹴るときに残念ながら腕が下がっているようなのですが、ここを改善できれば、もしかするとプールの半分まで行けるかも・・・なんてことを思ったりするくらいいい感じです。

結局は、自分が思っているほど身体は水平になれていないのだなぁ~

 

今回はタマタマできたのではないようだがウォーミングは必要

こういうストリームラインの距離が伸びた記事を書いたりした後、元に戻ったり、その時タマタマできていたということがよくあります。

でも、今回は、この後毎日試していますが、明らかに伸びていますw

たしかに、プールに入った直後はなかなか上手くできないのですが、数百m泳いだあとなら、身体一つ分距離が伸びますねぇ。

では、どうして最初はできないのでしょうか?

まず一つ。頭の位置の調整が必要ですw

要するに、上述したような頭を位置することを忘れています。(すなわち、泳いでいるときもできていない可能性が高いです)

ウォーミングアップを兼ねてなどかけのびをしていると、次第に思い出してきます。あ、頭の位置が・・・

同様に、身体の角度もできていません。もっと水を押さえなきゃ・・・

そんなわけで、まだまだ悪癖が残っているのです。

 

もう一つ。どうも身体が伸びきらない気がするのです。

身体が暖まっていないときにはどうも身体が伸びないような気がします。身体が伸びないのですから、当然、ストリームラインは綺麗にできずに凸凹でしょう。

 

これらが数百m泳いだ後にはできるようになるので、10mあたりまでいけるようです。

 

 

ところで、けのびで10mというと、連続で泳いでいると、息が持たないです。

けのびの距離は伸びそうだけど、息が苦しくて8mくらいで浮上することもしばしばです。

水泳は息苦しいスポーツですねぇwww

やっぱり心肺機能を高めないとダメなようです。

更新日:2019/06/09 23:57:11

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