ホームジムって、本格的にやろうとすると、床の補強とか、防音、防振の対策がどうしても必要になってきます。
私は、無垢材の床でダンベル持ってトレーニングしたことがありますが、床が傷つかないか気が気でなくってトレーニングに集中できませんでしたww
一応、ちょっとした敷物は敷いてはいたのですが・・・
もし、パワーラックなんか買おうものなら、床対策は必須です。
ホームジムの防音対策
ホームジムを作る際に、床の補強を兼ねて、ベニア合板を下に敷いてその上にゴムマットを敷くという方法が一般的でしょうか?
これはある程度の防音対策にはなりますが、大して防音の効果はないでしょう。
筋トレじゃなくて、自転車のローラー台なんかをこの上に置いて漕いでみたら、たぶんかなり音が響き渡る筈です。
もちろん、振動も。
できれば、防振マットを敷いてその上に防音マットを敷いて・・・と考え出したらキリが無いのですが・・・
そこで、いいのをみっけましたw
これなら、買ってきて置くだけです。少々お値段が高めなのですが・・・
とはいえ、自作で作ってもちゃんとしたものを作ると4~5万円くらいかかると思うので、それならこういうのを買った方が簡単で確実ですね。
アルミフレームで囲まれていますから、恐らく重さも全面で床に伝えてくれるのではないかと思うので、ある程度の床補強にはなりそうです。
木造の家だとどうか分かりませんが、マンションなんかだとこれで十分なのかなぁ???って思います。
自転車のローラー台の下に敷くのならピッタリです。この商品は長方形タイプですが、正方形タイプもありまして、それだとだいたい2畳くらいの大きさで10万円ほどです。
10万円もするのか???と思うのですが、10万円で気兼ねなくトレーニングできるなら悪くないかなぁとも思ったりします。

これの難点は、厚さと、大きさでしょうか。
厚さは約7cmあるので、天井が低いとパワーラックを設置するのに支障があるかもしれません。
とはいえ、自作で床を補強しようとしても結局はそれなりに厚さは必要となりますから、7cmなら仕方ないのかなとも思います。
大きさは、長方形タイプで奥行き2.58mとなっています。
ベンチを使うには問題ないでしょうが、ベンチを使わないときに除けようとすると、微妙な感じですね。
この枠からベンチを下ろすとなると、面倒ですし、かといって、この枠内で邪魔にならないようによけれるのか?もやや心配なところです。
これを2つ並べるなんてこともありかもしれませんが、そこまでするなら、もはや本格的に施工した方が良さそうな気もしますね。
そして、結構重いです。
長方形タイプで87kgもあるのです。なんだか、これだけで床が抜けそうだよ・・・ヾ( ̄o ̄;)オイオイ
ついでに、組み立て式のようです。
逆に組み立て式でなければ、どうやって設置するんだよ?!ってことになりそうですね。
あと、ウエイトリフティングのように、バーベルを投げ捨てたりすのには対応してないようですのでご注意ください。あくまでも床引きデッドくらいまでです。
バーベルを投げ捨てる場合は、別途プラットフォームを買って貰う必要があるでしょう。それだけでいいのか、どうかは知りませんが・・・
床引きデッドでも重量次第ではこれだけではやや不安ですかね。
ホームジムは床が抜ける!
ホームジムをやるに当たって気になるのは、床が抜けないか?という点です。一般的なホームジムの床補強は、ベニア合板を下に敷いて、その上にゴムマットを敷きます。
これが一番簡単なところでしょうか。
ベニア合板の下にさらにマットを敷けば更に良し!というところです。3層構造にするのがスタンダードですww
このくらいの補強をしておけば、通常は問題ない筈です。
木造住宅の耐荷重は180kg/㎡と基準があるので、欠陥住宅でない限りはそれ以上の耐荷重はあるのです。
パワーラックをおくとなれば、合板2枚は最低でも使用するでしょう。合板の大きさはだいたい畳み1枚と同じで90cm×180cm程度ですから、2枚分だと約3平米あります。3平米ということは合板2枚で少なくとも540kgくらいの荷重には耐えられるだろうと思われます。
100kgのバーベルを担いでスクワットしても約200kg。加えて合板やパワーラックの重さを加えてもせいぜい300kgほどですから、バーベルを担いで飛んだりしなければ先ず問題ないレベルです。
パワーリフティングで、上からバーベルを落としたりするのならもう少し考える必要はあるでしょうが、通常はほぼほぼ問題なさそうです。
荷重だけの話で言えば、別に合板なしでも問題ないくらいです。
ただし、床が抜けた!という口コミで多いのは、床が本当に抜けたと言うよりは、床に穴があいた!というケースが多いのです。
床に穴があくって何かというと、ダンベルやバーベルを誤って落としてしまったことで穴があくことがほとんどのようです。
すなわち、ダンベルなどを使うのであれば、床にクッションは少なくとも必要だ!ということです。
スクワットやデッドリフトをやっているだけならそんなに問題にならないのです。不測の事態に陥ったときにもっともリスクが高まります。
100kgのバーベルを肩の高さから万が一にも落としたりしたら、床補強していなければ穴があくのは当然です。
ですから、安いスポンジのマットだけを敷いていたのでは、上から軽いダンベルを落とす程度でも心配ですから、最低でもゴムマットを敷いておきましょう。

でも、合板ではなくて、こういうボードを敷いた方がいいんでしょうね。
価格は1畳で16,335円ですから、2畳でも35,000円でおつりがきます。
更にゴムマットも本格的なものがおすすめです。
ここまで頑張ればなかなかなものです。ここまで頑張って、防音対策したら、プラットフォームものっけてバーベルを投げ捨てたくなりますね。ヾ( ̄o ̄;)オイオイ
ビルの上階にあるジムの防音
最近、24時間ジムなどがビルの中にオープンするケースが多いのですが、1階ならともかく2階以上にオープンすることが多い(その方が賃料が安い)ですから、いつも気になるのが階下からクレームが来ないかという点です。
私が通っているジムは、建物全体がフィットネスジムで、筋トレスペースは2階にあります。1階の更衣室にいると2階でダンベルかバーベルを落とすと凄く響いてくるんです。
24時間ジムなんかでは大丈夫なのか?と常々、他人事ながら心配だったりするのですww
私が以前通っていた初動負荷トレーニングのジムはどうも階下からクレームが入っていたようです。初動負荷の場合、重いものは扱わないし、振動も少ないこともあり、床はたいして対策を講じてなかったのでしょう。
24時間ジムなどの場合は、マシンのフロアよりフリーウエイトのフロアの方が若干床が上がっています。あれは、防音・防振の対策をしているのでしょうね。

恐らくはこんな感じになっているんじゃないのかな?
だから、本格的なホームジムを考えるのなら、こういうのをイメージすればいいんでしょう.
そういえば、私が通っているジムでは、こういう床対策のようなことはあまりしていないようですww
建物全体がジムですから、他からクレームが来るわけでもないので、問題ないのです。
建物自体も築30年以上の古い建物で、コンクリートの上にちょっとしたマットくらいしか敷いていない感じなのでダンベルを落とすとものすごく音が響いちゃいます。
でも、ビルのテナントとして入るとなるとそんな暢気なことは言ってられませんから、床の防音防振対策はしっかり取り組んでいる筈です。
ということは・・・そういうジムと同じような対策さえすれば、自宅でも完全な防音防振はできるということですよね。
マンションなんかでも大丈夫なのでしょう。
言っちゃ何ですが、パーソナルジムの中には結構いい加減な対策しか講じてないところも多いような気がします。
女性のダイエット向けのパーソナルジムなら大した重量も扱わないので不要なのかもしれませんが、これまた他人事ながら気になるところです。