進化した全身脱毛

永久脱毛は、従来は針を使ったニードル脱毛>がスタンダードでした。針で毛根を破壊するというやり方で、気絶しそうなほどの痛みを伴うのが普通でした。

全身脱毛ともなれば、そんな痛みに耐え続けなければなりません。どんなに永久脱毛したいと願っていても、痛みに躊躇する人は数知れません。

永久脱毛はレーザー脱毛が主流になり、以前のような痛みは無くなりましたが、それでも痛いと訴える人は多く、脱毛技術は進化を続けました。現在はレーザー脱毛やフラッシュ脱毛など、痛みが少なく肌に優しい全身脱毛が人気です。

近年は値段もお手頃になっている傾向があり、以前は数十万かけ痛い思いをしなければならなかったのが、今では10万円ほどで快適に全身脱毛出来ます。脱毛サロンやクリニックの数も増え、都市部だけでなく地方でも全身脱毛が可能になりました。脱毛サロンも全身脱毛専門サロンが登場するくらい人気となっています。サロンでの全身脱毛は、永久脱毛とは言えないのですが、クリニックにおけるレーザー脱毛よりは、痛みは少ないこともあり、また、費用も若干まだクリニックよりも安いですから、全身脱毛の人気の中心は脱毛サロンといえるでしょう。

選択肢が増えているので、情報を吟味し、施術者と話し合い、自分に合った施術を行えるようにするのが大切です。

全身脱毛にはサロンやクリニックによって様々な種類があります。

まず、施術に用いる器具による違いがあります。ニードル、レーザー、フラッシュ、ワックスなどです。

10年ほど前までは主流だったニードルは痛みが強いので、選択肢の増えた最近はあまり人気がありませんが、レーザーを当てられないような部位にはニードルが有効ですし、永久脱毛のド定番です。

近年スタンダードとなっているレーザーやフラッシュは、光を照射して全身脱毛を行います。

ニードルよりも痛みは無く、ジェルやアイシングなどで一層軽減しています。

また、脱毛箇所も違ってきます。

「全身脱毛」と言っても、全身くまなく全てを処理するという例はあまりありません。

エステやクリニックで脱毛箇所を指定しているところもあれば、6か所、10か所など、自分で脱毛箇所を選べるところもあります。

組み合わせにより選択肢は無限といっても過言ではありません。自分に合った全身脱毛を熟考するのがおすすめです。

全身脱毛の注意点

エステティックサロンや脱毛サロンにて全身脱毛をする場合は、注意すべき点が幾つか存在します。妊娠している方は全身脱毛をしてはいけない・皮膚炎を患っており、しかもその皮膚炎が重度の方は脱毛施術をしてはいけない・脱毛施術の前に無理な日焼けをしない・脱毛前に自分でムダ毛の処理をしてはいけない…などが挙げられます。

妊娠している方は全身脱毛をしてはいけないというのは、何も、脱毛施術で使用する光や医療用レーザーが、胎内の赤ちゃんや子宮などに悪影響を与えてしまうから…というわけではありません。しかし、多くのエステティクサロン・脱毛サロン・医療機関では、妊婦さんの全身脱毛はもちろんのこと、脱毛施術自体を受け付けていないところがほとんどです。脱毛施術で使用する光や医療用レーザーの照射による悪影響がないのであれば問題ないのではないか…と思われるかもしれませんが、問題はそこではないんですね。問題は、脱毛施術の際に生じる痛みにより、陣痛が誘発されたり、痛みや刺激によってストレスを与えてしまうことが懸念されているのです。光脱毛や医療用脱毛は、人によって感じ方は違えど、痛みはあるものです。輪ゴムではじいたような痛みであり、それを痛みとして認識しない方もなかにはいらっしゃいます。

しかし、例え痛いと感じていないにしても、肌へ刺激を与えていることは事実ですから、知らないうちに、それがストレスとなっていることも十分に考えられることなんですね。脱毛施術したい場所は、Vライン・Iライン・Oラインだから…というのではありません。どの場所の脱毛でも断ると思って下さい。妊娠中は、妊娠していない状態の身体とは違いますし、非常にデリケートです。ちょっとしたことで急に気分が悪くなったり、吐き気・めまいなどに突然襲われることもあるのです。当然、自分も予期していない体調の変化が突然訪れる可能性は高い状態です。

妊娠初期は、身体は非常に不安的な時であり、ちょっとしたことで流産となってしまう危険性があります。妊娠後期は、身体は安定はしているものの、大きくなってきたお腹でベッドに寝転んだりすることで身体に負担がかかったり、同じ体勢でいることで気分が悪くなってしまうこともあります。ならば、妊娠中期ならば良いの?という話ですが、妊娠中期も身体は安定しているものの、ちょっとしたことで体調不良になりますから、やはり避けるべきなんですよね。そういう意味では、全身脱毛も、計画的に行うことがベストです。

全身脱毛は、だいたい1年~2年ほどの期間が必要です。全身脱毛施術を申込んだ時はまだ妊娠していなかったとしても、施術期間中に妊娠してしまったら、当然、引き続き脱毛施術を受けるわけにはいきません。同じような意味で、申込んだ後に妊娠が発覚した…ということもあり得ることですよね。

エステティックサロンや脱毛サロンによっては、妊娠により、最初に契約した施術期間をオーバーしてしまったとしても、延長や休会を不可能としているところもありますので、エステティックサロンや脱毛サロンなどを選ぶ場合は、こういった制度を導入しているところにした方が良いと思いますし、それより何より、その前に、脱毛施術期間中は妊娠しないよう、計画的に施術を行うことが大切です。

皮膚炎を患っており、しかもその皮膚炎が重度の方は、全身脱毛に限らず、脱毛施術そのものを行ってはいけません。エステティックサロン・脱毛サロン・医療機関…などで脱毛施術を受ける場合、取り扱っている脱毛施術は、光脱毛・医療用レーザー(医療機関のみ)・ワックス脱毛・ニードル脱毛…など様々です。それぞれに特徴がありますが、しかし程度の差はあれ、いずれの脱毛施術も肌に負担をかけてしまいます。それに、ただ肌への負担がかかってしまうからなだけではなく、重度の皮膚炎は、肌へ色素沈着を起こしている可能性が高いんですね。色素沈着により肌の色がその部分のみでも濃くなってしまうと、光脱毛や医療用レーザーの場合、脱毛効果が十分に現れず、満足いく脱毛効果を期待することができません。そのため、例え皮膚炎を診てもらっている医師がOKを出したとしても、エステティックサロンや脱毛サロンなどによっては、脱毛施術をお断りされる場合もありますので注意して下さい。また、皮膚炎が軽度の場合、またはアトピー性皮膚炎の場合は、脱毛施術箇所に症状がなければ、大抵のところが脱毛施術OKとしているようですね。

脱毛施術の前に無理な日焼けをしない…というのも、光脱毛や医療用レーザーによる脱毛施術では、効果が得られない場合があるためです。光脱毛も医療用レーザーも、使用している光は違いますが、しかしいずれも黒い色にのみ反応するようになっています。ですから、本来であれば、体毛が含んでいるメラニン色素にのみ集中して光が反応するため、周囲の肌がダメージを受けることはほとんどありません。しかし、日焼けをした肌には、肌そのものにメラニン色素が含まれているため、毛根や体毛だけでなく、肌の表面も焼けてしまう可能性があるのです。日焼けしてしまった方、または元々肌の色が黒い方は、使用する光や医療用レーザーのパワーを下げて光を照射することも可能ではあるのですが、しかし当然のことながら、脱毛効果は十分ではありません。パワーを下げることで、脱毛効果も下がってしまいますから。そのため、脱毛施術を受ける日が迫ってきているのに、海や山などで日焼けをしてしまうのを避けるのはもちろんのこと、買い物などのちょっとした外出時でも、なるべく日焼けをしないように注意して下さい。

脱毛前に自分でムダ毛の処理をしてはいけないというのは、どのような脱毛施術にしても、肌の表面から体毛が出ている状態で施術を行うのが普通です。エステティックサロンや脱毛サロンによっては、シェーバーなどを使って剃ることを勧められるところもあるようですが、あまり長く生えているのであれば、基本的には脱毛施術前に自己処理するのは避けた方が良いと思います。とはいえ、利用するエステティックサロン等によって異なりますから、事前に必ず確認をしておいて下さい。また、もし自己処理を進められるにしても、毛抜きを使うことは絶対にやめて下さい。毛抜きは、肌へかける負担が非常に大きく、肌を傷めてしまうことになりますし、炎症や埋没毛などのトラブルに発展してしまう可能性も高いです。それに、抜いてしまうと、体毛の毛周期が乱れてしまうことも考えられますから、処理する場合は、シェーバーなどで剃る程度にしておきましょう。必ず、このような説明はあると思いますけどね。

光脱毛による全身脱毛

光脱毛というのは、強力な白色ランプから発する様々な波長が混ざった光をフィルターへかけ、そのなかからムダ毛処理を行うことができる波長の光だけを抽出して脱毛したい部分へ照射することにより、毛根と毛包を焼灼させることで、今後発毛させないようにする脱毛施術のことです。主に、エステティックサロンや脱毛サロンなどで取り扱われている脱毛施術ですが、皮膚科・美容外科などの医療機関でも、この光脱毛を行っているところはあります。また、先ほどの医療用レーザーでも触れましたが、エステティックサロン・脱毛サロンが広告などで掲げているレーザー脱毛というのは、この光脱毛を差しています。この光脱毛の仕組みというのは、医療用レーザーと非常に似ています。脱毛したい部分へ照射する光の種類は異なりますが、黒い色にのみ反応するため、体毛に含んでいるメラニン色素だけに熱を与え、周囲の細胞や肌の表面にダメージを与えることはありませんし、光を吸収した体毛や毛根などが、熱を与えられたことで毛母細胞が破壊され、体毛を再生する機能を失ってしまうという点まで、非常に酷似しています。しかし、この光脱毛は、医療用レーザー脱毛とは異なり、医療機関でも施術が可能となっています。医療用レーザーと比較すると安価ではありますが、その分、光の出力は弱いため、医療用レーザーよりも脱毛効果は低くなっています(だからこそ、医療機関でなくても施術を取り扱うことができるわけですが)ただ、脱毛効果が医療用レーザーと比べて弱いといっても、全身脱毛を行う方法としては十分ですから、正直なところ、やってみて損はないと思いますよ。なお、同じような脱毛方法に、IPL脱毛・フラッシュ脱毛・プラズマ脱毛…などがありますが、これらは全て光脱毛の一種です。使用している光の種類が応じて、名称が変わっているのです。

光脱毛のメリットには、安全性の高さ・痛みが少ない・費用が安い・短時間で施術が終わる・美容効果もある…などが挙げられます。安全性の高さというのは、使用する光は、医療用レーザーから照射するレーザーほど強いパワーはないため、肌へ照射する威力というのもそれほど強くはないんですね。医療用レーザー脱毛も、体毛にのみ反応するようになってはいるものの、それでも肌にレーザーを直接照射している分、少なからず肌へ負担をかけてしまっていることになります。光脱毛の場合も同様ですが、照射する光のパワーが小さい分、肌への負担も最小限で済ませることができるため、火傷などの心配も少なく、安全性は高くなります。加えて、敏感肌やアトピー性皮膚炎の方でも、光脱毛施術を受けることができますよ。

痛みが少ない…といっても、全く痛みがないわけではありません。チクッとした痛みは存在します。しかし、痛みと言えるほどのものではない…という方がほとんどですし、光の威力が弱い分、医療用レーザーと比較すると痛みはかなり軽減していますので、痛みに弱い方でも安心して施術を受けることができると思います。ただし、ワキなど、肌の伸縮があり、脂肪がついているような部分の脱毛は、痛みは本当に小さいですが、口の周辺や額など、肌の脂肪が少なく、敏感な部分の脱毛は、痛みが強く出る場合があります。光の出力量も、場所によって調整されますから、驚くほどの痛みを感じることはないと思いますが、場所によって痛みに差が生じるかもしれません。

費用が安いというのは、エステティックサロンや脱毛サロンによってかかる費用は異なりますし、なかには光脱毛でも高めの価格で設定してあるところもありますので、必ずしも、光脱毛施術が安価というわけではありません。しかし、医療用レーザー脱毛を始めとする他の脱毛施術と比較すると、安く済むと思いますよ。

短時間で施術が終わるというのは、光脱毛は、光を照射する範囲が非常に広いため、医療用レーザー脱毛よりも一度に広範囲の脱毛処理を行うことができるんですね。照射範囲は、医療用レーザーがだいたい直径1cmであるのに対し、光脱毛の場合は2.9cm×1.5cmほどとなっていますので、いかに広範囲に照射できるかが判るかと思います。一度に照射する範囲が広ければ、その分脱毛施術にかかる時間も短縮することができますよね。加えて、照射する光の形が四角となっているため、使い勝手が医療用レーザーよりも良いという点も、光脱毛の特徴です。

美容効果もある…というのは、脱毛効果だけでなく、光を照射した部分の毛穴・シミ・そばかすなども目立たなくする作用があるためです。他にも、医療用レーザー脱毛と同じく、軽度のワキガならば、臭いの元となっているアポクリン腺にも光が作用するため、臭いが軽減することも期待できますよ。

そして、逆に光脱毛のデメリットについてですが、体毛の種類によって脱毛効果を得ることができない・稀に肌トラブルが起こることがある…などが挙げられます。体毛の種類によって脱毛効果を得ることができないというのは、細くコシの弱い体毛や、メラニン色素が含まれていない白髪、色素の薄い産毛などに対しての脱毛効果は非常に弱いということです。光脱毛で使用する光は、出力が弱い分、メラニン色素を含んでいない体毛に対する効果が非常に弱くなっているのです。徐々に光脱毛で使用する機械も開発・改良が進められており、産毛や白髪の脱毛も可能なものが出てはきているものの、産毛もしっかりと脱毛したいのであれば、光脱毛よりも医療用レーザー脱毛の方が良いかもしれませんね。

また、稀に肌トラブルが起こる場合がある…というのは、光脱毛に限ったことではなく、医療用レーザー脱毛にも当てはまることなのですが、光の照射の仕方によっては、肌が低温火傷を起こしたようになってしまうことがある、ということです。つまり、肌が炎症を起こしてしまうということですが、脱毛施術を行うエステティシャンの技術や知識が足りない場合に、こういったことが起こり得てしまうんですね。エステティックサロンや脱毛サロン側も、トラブルは起こしたくないでしょうから、比較的実績のあるエステティシャンが施術を行うことがほとんどではあるのですが、客側にはそれが判りませんよね。肌がヒリヒリする…といった軽度のものであれば良いですが(それでも起こらない方が良いに決まってるんですけど)、場合によっては毛穴が化膿してしまうことがあるため、施術を行うエステティシャンにも注意する必要があります。実際に発生したトラブルなどの情報が出回るのは早いですから、インターネットの口コミサイトや比較サイトなどで情報を収集してみるのも1つの方法だと思います。

全身脱毛の流れ

全身脱毛をしたいと思っていても、どういった流れで行うかが判らないと、ちょっと躊躇してしまう部分がありますよね。全身脱毛が始めての脱毛施術という方もいらっしゃると思いますし、やはり不安な部分があるとなかなか踏み切れないのも判ります。

簡単に全身脱毛を行う場合の流れを説明すると、医療機関でもエステティックサロン・脱毛サロンでも、まずはカウンセリングから始まります。このカウンセリングも予約が必要なところが多いので、事前に確認し、必要であれば予約をして下さい。カウンセリングでは、脱毛施術で使用する医療用レーザーや光脱毛などの脱毛方法の仕組みや、得られる効果、そしてリスクや注意点も含めて、細かく説明してくれます。もちろん、判らない部分は不安な部分などを質問したり相談することも可能です。例え少しでも不安要素や疑問点が残った状態で施術をせずに済むよう、徹底的に不安や疑問点を取り除いてくれます。また、肌や体毛の状態を見たり、テスト脱毛を行っているところもあるようですね。もちろん、コースや料金の説明などもカウンセリングで行いますので、しっかりと聞いて下さい。アフターケアや保証に関する説明も出ると思いますが、もし、そんな話が出なかった場合は、重要なことですから自分で訊くようにして下さいね。カウンセリングを終えて、ここで全身脱毛を行いたいと思ったら、正式な契約を行います。

そして、医療用レーザーや光脱毛を行う場合は、脱毛したい部分の体毛の太さ・色・密度・範囲や、肌の傷の有無・色素沈着の有無・ホクロの有無や位置の確認などを行います。これらの確認を行うことで、使用する医療用レーザーや光脱毛で使用するレーザーや光の設定を決定するんですね。エステティックサロンや脱毛サロンによっては、使用する機器を選ぶことができるところもあるようですが、ほとんどの場合はないと思っておいた方が良さそうです。体毛や肌の状態を確認した後は、脱毛治療の計画を立てていきます。これらが終わったら、本格的に脱毛施術が行われます。

全身脱毛は、1回で施術に入る場合は、2日以上をかけて、全ての部分の脱毛を行っていきます。1日で施術を行う場合は、だいたい3時間はかかると思っておいて下さい。この全身脱毛でも、体毛が生える周期にあわせて行いますから、全身脱毛が完了するまでに、だいたい1年~2年はかかります。施術する間隔は、場所によって異なりますが、顔で1ヶ月~1ヶ月半に1回、それ以外の部分ならば、1ヶ月半~2ヶ月・3ヶ月に1回のペースで行うのが通常です。全身脱毛を行う場合は、医療用レーザーにしても光脱毛にしても、脱毛する部分が多いため、時間がかかるのは当然のことですから、それを踏まえた上で、全身脱毛を行うかどうかを決める必要があります。

非熱式脱毛による全身脱毛

全身脱毛を行う場合、先ほど挙げた医療用レーザー脱毛か光脱毛が主な脱毛方法だと思いますし、実際にこの2つの方法を思い浮かべる方は多いと思います。しかし、それ以外にも、最近、非熱式脱毛という脱毛方法が人気であることをご存知でしょうか?非熱式脱毛というのは、読んで字の如く、熱を使わない脱毛方法です。そのため、IPLなどの光や、レーザーを照射することで毛根や毛包に熱を与え、毛母細胞を破壊する…といった方法を用いていないんですよね。ならば、どのようにしてムダ毛を脱毛するかというと、抑毛効果のある成分を肌に浸透させることで、体毛が生える機能を抑えることができる…というものなのです。抑毛効果のある成分というのは、大豆イソフラボンなどが該当するのですが、大豆イソフラボンを含んだローションなどをムダ毛処理したい部分に塗布し、その後、その部分にオゾンを照射して、抑毛効果を浸透させていくのです。ただし、毛根や毛母細胞を破壊するわけではありませんので、脱毛ではなく、あくまでも抑毛効果でしかないんですけどね。

仕組みとしては、ムダ毛を処理したい部分に大豆イソフラボンなどを含んだ非熱式専用のローションを万遍なく塗っていき、そこにマイナスイオンを照射することで、毛穴を開きます。毛穴が開くことで、プラスイオンにより不活性化された専用ローションが、毛乳頭までしっかりと浸透するのです。これを、何度も繰り返すことで、最終的には不活性化処理され、毛乳頭の働きが抑えられ、体毛が生えにくくなり、結果的に体毛が薄くなる…というものなのです。

この非熱式脱毛のメリットは、痛みがない・安全である・日焼けした肌にも使用することができる・産毛にも効果がある…などが挙げられます。痛みがない…というのは、ただ抑毛効果のあるローションを肌に浸透させるだけなので、ローションを塗布している時でも痛みを感じることはありませんし、非熱式といっても、針脱毛のように、毛穴に針を刺しこむわけでもありませんから、ほとんど完全無痛と言っても過言ではありません。これまで、痛みが苦手なせいで脱毛を敬遠していた方などにはピッタリな方法ではないでしょうか。また、熱も光も一切使用しませんから、光やレーザーを照射することによって肌が火傷を負ったり、炎症や水ぶくれ・化膿することもありません。それに、体毛に含まれている黒い色素であるメラニン色素に反応するわけでもありませんから、同じくメラニン色素を含んだ日焼けした肌や、元々肌の色が黒い方でも、安心して使用することができますよ。敏感肌・乾燥肌・アトピー性皮膚炎の方なども、非熱式脱毛は肌への負担はかかりませんから、肌に不安を抱えている方でも安心して利用することができます。そして、抑毛効果のあるローションを浸透させるだけですから、どのような体毛にも対応することができるのも、非熱式脱毛の強みです。そのため、医療用レーザーや光脱毛では効果がでにくい、または効果がないと言われていた産毛の処理も、非熱式脱毛ならば全く問題ありません。使用するローションも肌への負担はかかりませんから、顔にも使用することができますしね。

逆に非熱式脱毛のデメリットは、時間がかかってしまう・永久脱毛ではない時間がかかってしまう…というのは、非熱式脱毛は最初の3回ほどはあまり効果を実感することができないことが多いんですね。専用のローションを浸透させても、ただそれだけで、「ムダ毛を処理することができた!」という実感はありません。医療用レーザーや光脱毛のように、現在生えているムダ毛がするっと抜け落ちることもありませんので、当然といえば当然です。何回か繰り返し非熱式脱毛を行うことで、徐々に体毛が生えにくくなっていく…というのが実感できると思います。また、医療用レーザーや光脱毛とは逆に、太くて固い体毛には効果がでにくいのも、デメリットといえばデメリットでしょうか。個人差もありますしね。そして、何度も挙げていますが、非熱式脱毛は脱毛効果を得られるのではなく、あくまで抑毛効果が得られる方法ですので、定期的に何度も非熱式脱毛を行う必要があります。

全身脱毛のおすすめの方法

全身脱毛するといっても色々な方法がありますので、それぞれのメリットデメリットも含めて紹介しています。結論からいえば全身脱毛はレーザー脱毛器を使った永久脱毛がベストな選択だと言えるでしょう。

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更新日:2021/06/28 10:37:51

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