自転車のトレーニングをするのなら基本的にはローラー台。

都会に住んでる貧脚は、まともに走れる所に辿り着く頃にはもうクタクタで、後は帰るのみ・・・というサイクリングで終わってしまうので、それなら自転車に乗ったらすぐにトレーニングを開始できるローラー台が一番です。

そもそもローラー台なら、服装も適当で何とかなるし、ヘルメットもサングラスもいらないし、なんならテレビまで見れるし、とものぐさな人にはいいことづくめです。

ローラー台に乗るのは辛い

しかし、ローラー台に乗ってトレーニングするというのは辛いものです。

スポーツクラブなら周りの目を勝手に意識しているので多少頑張れますが、1人で乗るローラー台は良くも悪くも自由です。

心が折れたらそれまでです。

基本的にローラー台というのは単調なので、退屈です。トレーニングメニューを組んでいればまあまあ我慢できますが、それでも意思がかなり強くないとずっとやり続けるというのは困難なものでしょう。

また、しんどい時に無理して乗り始めたときなんかは、すぐに心が折れて「明日にしよう・・・」となり、次の日も「また今度・・・」となかなか継続するのも大変です。

継続するか否かはもはやその人のモチベーションの問題なので、ほっておくしかないのですが、一度乗り始めた後に退屈でやめてしまうのは、何とか回避したいところです。

単調な理由を無くせばいい

やめたくなるのは退屈だからにつきます。

ローラー台ではなくて、ダイエット用のエアロバイクなんかも同じですよね。

エアロバイクに乗る人は、テレビを見ながらという人が多いのではないでしょうか。本を読みながらなんていう強者もいるようです。

ローラー台でも、大抵はテレビや動画を見ながらというのが定番ですね。でも、まあ、これはLSD的な練習メニューならいいんでしょうけど、いわゆる、トレーニングとしては問題ありです。

初心者がローラー台でトレーニングをするなら動画を見ながらダラダラ乗るだけで十分トレーニングになりますが、中級者以上なら、もっと集中しないとトレーニングになりませぬ!!!

ならばということで、3本ローラーがおすすめです。

3本ローラーは、こぐのをやめると転けますから、固定式ローラー台よりは飽きにくいです。

上記のGT-Roller Q1.1なら一般的な3本ローラーより静かですから、家庭での利用もさほど問題ないですし。

それでも、1時間乗り続けられるのか?と訊かれると、私には無理です・・・

Zwiftは飽きる!それでも続けている理由

そんなわけで登場するのがZwiftです。別にZwiftである必要はありませんが、バーチャルなサイクリングが楽しめるゲームのようなものです。

これなら、バーチャルサイクリングができますから、飽きずにローラー台に乗ることできます。

嘘です。

全くの嘘です。

バーチャルサイクリングなんて、楽しくもなんともありません

私はZwiftをするために機材一式揃えてから始めてZwiftをやってみましたが、5分で飽きました

初日は頑張って20分間乗りましたが、それが限界でした。しんどいとかしんどくないとかではなくて、単純に退屈だったからです。

だいたい、バーチャルな世界をサイクリングして楽しいか???って話です。

Zwiftでも退屈な点は全く変りません。多少緩和される程度と考えておいた方がいいでしょう。

唯一退屈しのぎになるのは、ドラフティングで距離を詰めるやなんやという程度で・・・前を走ってる人と距離が縮まると、距離を縮めなさい的な指示が表示されるので、そこでちょっと頑張ってくっついてみたりするのは多少飽きを紛らわしてくれますが、それにしたって何度もやってたら飽きてきますし、そもそも、しんどくなってらやりません!

んなわけで、全く楽しくもなんともない。

7日間の試用期間がありますが、もうやめてしまおうかと思ったくらいです。妻の冷たい視線がなければ、そのままやめていたでしょう。いや、初日でやめていたかもしれません。。。

しかし!!!

私は、Zwiftに毎月お金を払って継続しています

Zwiftでトレーニングする方法を見つけたんです。

といっても、別に大したことではなくて、Zwiftにはワークアウトとかトレーニングプランというものがあります。

簡単に言えばトレーニングメニューが組まれていて、それに沿ってトレーニングするわけです。

例えば、3分間FTPの85%で乗り、その後は1分間FTP130%で乗るというようなメニューが組まれているのです。
そのメニューをこなすんです。

Zwiftと戦うの巻

先ほどのドラフティングで距離を縮める指示が出ると頑張れるわけですから、トレーニングメニューが指示されれば頑張れます。

そうはいっても、FTPの130%で10分間頑張れとか言われると、心が折れるので、その辺は自分が頑張れそうなメニュー選びが重要です。

それでも、結構しんどいです。トレーニングなので当然ではありますが・・・

英語でもうちょっとだ頑張れみたいな表示が出たりしますが、それを見ながら、「簡単に言うなよ!」とかブツブツ文句を言いながらも毎日トレーニングしているのです。

一応画面上ではコースの上を走っていますが、そんなのはほとんど見ません。ひたすら、自分がいまどの位のパワーで走っているかの数字を追いかけています

メニューとの戦いです!

これだと、しんどいんですけど、一応飽きることはありません。

ただ、一つ大きな問題がありまして、モチベーションの低い人はたぶん続かないんじゃないかと・・・だって、しんどいです。

この点だけクリアできるのなら、たぶん大丈夫です。

もともとローラー台に乗ろうと思っている人なら、メニューまで勝手に組んでくれているんですから、楽勝ですよ。

だから、やっぱりローラー台に乗るのならZwift最強です。他のでもいいですよ。大事なのは、トレーニングメニューを組めてそれをやるということだけです。

ついでに、Zwiftならレースもありますし、誰かと一緒にトレーニングするってのもできるので、仲間がいるならそういう方法で飽きるのを回避することもできるかもしれませんね。

ただですね、Zwiftも本気でやるとなると、どうしてもスマートトレーナーが欲しくなるという欠点があるようですよ。

自転車乗りというのは、基本的に機材を揃えるのが好きですからねぇ。ん?私だけですか?

更新日:2018/10/30 23:02:38

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