我慢の手は我慢の身体だった件

クロールの息継ぎの時、身体を支える側の腕は、リカバリー側の腕が入水するギリギリまで我慢した方がいい、というのがTIスイムでいうところの我慢の手です。

ところが、この我慢の手というのがなかなか難しい。

クロールが苦手な人は我慢の手ができていなくて、息継ぎの時には腕がプールの底に向かってイカリのように下がってしまって、でも顔は水の上に上げようとして、上と下で真反対の動きをしてしまっています。

そのため、息継ぎまではまあまあのスピードで泳いでいるのに息継ぎをした瞬間に失速してしまうことになります。

こうなってしまうと、速く泳ぐどころの騒ぎではなくて、横から見ていると溺れかけ寸前という人もいるくらいです。

我慢の手ができないと失速してしまう

我慢の手ができていると、息継ぎの時は我慢の手で水を押さえることになって、身体が沈むのを最小限にしてくれますから我慢の手は必須なのです。

私はというと、右腕は我慢できるのですが、左腕が我慢できないことが多かったのです。(一応、過去形ですw)

というのも、いくつかの記事で書いていますが、私は左肩に古傷があって、左肩から左腕にかけては筋張った筋肉が多数あります。そのため右腕と比較すると可動域も狭く、そもそも思うように動いてくれないのです。(だいぶ動くようにはなっています)

そのため、左腕で我慢の手をしようとすると、上腕が突っ張ってしまって、どうしても45度くらい下がってしまうのでした。

我慢の手ができないのは腕や肩のせいだとは限らない

ところが、ある日、整体師とその話をしていると、「それは腕や肩の問題じゃなくて腰が原因だと思いますよ」と言うのです。

それで、実際に骨盤を捻るようにして腕を前に突き出してもらったりして整体院の中でいろいろシミュレートしてみたところ、我慢の手ができるような雰囲気がプンプンするのです。

翌日、プールでそういう感じで泳いでみたところ、な、な、なんと、我慢の左腕ができるじゃないですかw

凄い!

そうか、左肩が悪いからと左肩のせいで我慢の手ができないと思い込んでいたけど、腰が動いていないせいだったのか・・・

と、感動したのです。

というわけで、我慢の手は、腕だけの問題ではなくて身体全体の問題の可能性が高いのです。

我慢の手ができても失速してしまう

さて、これで我慢の手が両手でできるようになったので、タイムも速くなっただろうと思ってたのですが、世の中そうは甘くはありませんでした。

これも至る所で書いていますが、私は骨盤が動きません。全く動かないわけではありませんが、可動域は極めて狭く、加えて動作もギクシャクしています。

そのため、我慢の手をするために腰を動かすのですが、過剰に動かすことになります。なんなら腰だけではなくて腰の周辺全てを前の方に捻らなくてはなりません。そうなると、腰が下がってしまいますから、脚も下がることになり、結果、水の抵抗が増えて、折角上半身は水の抵抗が減っている筈なのに、逆に失速しかねない状況になるようなのです。(自分でフォームは見えないので推測ですが・・・)

そんなわけで、タイムは全く速くなっていないのでした。。。

我慢の手とは実は我慢の身体だった

結論です。

速く泳ぐための我慢の手をするということは、その我慢の手から脇の下から脇腹、そして腰、骨盤、股関節、膝、足首までは一直線で水面と平行になって身体を支えなくてはなりません。

もはや我慢の手とかそんなレベルの話ではなくて、身体全体の話なのです。

この一直線になるべきところが、一直線にならないとか水面と平行でないとか、プールの底に向かって下がっているところがあると失速してしまうのです。

そのため、これを実現するためには、脇腹の柔軟性、骨盤、股関節の可動域の広さ、そして何より可動性が必要です。可動域が広くても思うように動かないと何の役にも立ちません。

私の場合、可動域はともかく、思うように動かないので、そこをまずクリアするのが課題のようです。

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2018年11月20日水泳TIスイム, 柔軟性, 骨盤水泳, 柔軟性, 骨盤

Posted by encoo