クイックターンで初心者脱却!その失敗と成功

クイックターンって格好いいですよね。

クイックターンができない者からすると、クイックターンをしているだけで、なんとも負けた気分になります。
どんなに泳ぐ速度が速くても、とても悔しい気分です。

クイックターンできるだけで、少々泳ぐのが遅くても、初心者ではなくて中級者な感じがしてしまいます。

トライアスリートにとって、クイックターンはレースでは不要な技術ですから、できなくても問題ないんですが、できた方が格好いいですからねw

なお、クイックターンはフリップターンとも呼ばれていますが、ここではクイックターンで統一するようにしています。英語ではフリップターンって言うのかな?

クイックターンを始めよう!

大人になってから水泳を始めた人にとってクイックターンは、ちょっとした壁ではないでしょうか。

何故って、クイックターンは当たり前ですが、練習しないとできません。

でも、クイックターンを練習する機会はまずはありませんよね。オープンターンなら、普通に泳いでいれば嫌でもうまくなっていきます(意識してしないと無理ですが・・・)が、クイックターンをいきなりやってみて、すぐにできる人なんてそうはいない筈です。

クイックターンの練習場所

クイックターンは、絶対に練習が必要です。

ところが、普段通っているプールでクイックターンの練習することは現実的にはかなり難しいですよね。

人が沢山泳いでいる以上、その場でクルクル回る練習なんてできませんし、ましてや壁際で練習してたら邪魔です。

恐らくクイックターンをやってみたいと思う人は、それなりに泳げる人だと思いますから、ターンOKのコースで泳いでいる筈ですが、そんなコースは私のように休まず延々と泳いでいる人がいたりするので、なかなかクイックターンの練習はできないです。

じゃあ、初心者用のコースで・・・というわけにもいきませんよね。泳ぎが不安定な人の横で練習するのはそもそも危険です。

となると・・・ないんですよね。

私も、ここで随分止まっていたのですが、ある日気づきました。

「人がいないプールに行けばいいんだ!」

人が少ないプールでクイックターンの練習

そんなプール、どこにあるんだよって話ですが、案外あるんです。

もちろん、全く人がいないというのはなかなか見つからないでしょうが、クイックターンの練習をしても問題なさそうなプールというのはなくはないです。

特に、夏なら、かなりの確率で見つかる筈です。

そういうプールで一日、いや、半日特訓すれば、とりあえず、それっぽいクイックターンはできるようになる筈ですので、そこまでできるようになれば後は、普段の練習の時にボチボチとやり続ければ、なんとか様にはなってきます。

人が少ないプールはどこにあるのか?

では、クイックターンの練習できるプールはどこにあるのか?

夏限定という条件でいうと屋外プールです。そして、競泳用ではなく遊泳用のプールです。

遊泳用のプールだと、そもそも必死に泳いでいる人がいませんし、子供なんかクルクル回ったり潜ったりと好き勝手に遊んでいますから、そこでクイックターンの為の回る練習をしていてもなんら問題ありません!

遊泳用のプールというと、市町村が運営しているプールが真っ先に浮かびますが、他にもいろいろあります。

おすすめなのが、温泉地・リゾート地などのホテルの中にあるプールです。結構ガラガラです。田舎のキャンプ場あたりのプールとか、そもそも人が少ない地域のプールは空いています。

いわゆるシティホテルのプールとなるとちょっと雰囲気が微妙ですが、リゾート地のプールなら心置きなく練習できるんです。

難点は、競泳用の水着だと浮いてしまうという点です。遊泳用の水着だと水の抵抗が大きすぎて練習しずらいですけど、回る練習だけならできますね。

ラッシュガードを着てたらスパッツタイプの水着でも案外溶け込むのかな?

まあ、その辺は適当に考えてください。

冬場だとこういうプールはほとんどなくなりますが、田舎の方だとあったりします。基本的にはホテルなどの施設のプールが空いています。リゾートホテルの室内プールをまわってみたら、穴場が見つかるかもしれません。

そこまでするのか???という気もしますが・・・それならワークショップに出た方が手っ取り早いですが、ただ、ワークショップだけではどうしても時間不足で、満足するレベルにならない可能性があり、そうすると後述しますが、私の失敗例のように、そのうち練習しなくなり、結局できなくなるということになります。

とにかくは、普段のプールでクイックターンをやれるレベル(たぶん、人それぞれどの位のレベルかがあると思います)までは、特訓しておきたいところです。

私のクイックターン練習の失敗事例

奈良県の山奥に温泉プールってのがあるのですが、そこは平日だと、ほとんど人がいない時間があるようだったので、私はそこで2時間ほど特訓して帰ってきたことがあります。

結果的には、その時は、失敗に終わりましたが・・・

なぜ、失敗に終わったかを分析する前に、どういう風に練習したかから書いてみます。

まずは、回る練習をしました。その場で前転する練習です。

この時点で、鼻に水が入ってくるんです。もちろん鼻から息を吐きながらやれば問題ないのですが、これが案外難しいので、最初は鼻栓をして練習しました。

鼻栓をして回れるようになったら、次に鼻栓を外してやってみます。

なんとかできるようになったので、次は壁に向かってターンする練習を始めました。これも、そのうちできるようになりました。

その後は、延々と泳いではターンして・・・を繰り返して、その日の練習は終えて帰ったわけです。

その時点で、上手ではありませんでしたが、まあ、10回に1回も失敗しない程度にはできるようになっていました。

失敗しないというのは、壁に脚が当たらないとか、鼻に水が入って溺れそうになるとか、壁を蹴った後息が苦しくて立ってしまうとか、そういうのがないというレベルです。

壁にちょっとしか脚がふれないとか、鼻に水が入るとか、息が苦しいとか・・・そんなのは普通にある状態ですw

で、翌日、普段のプールに行ってやってみました。

最初は、かなり勇気がいりますから、オープンターンでウォーミングアップして・・・ある程度身体が動くようになった時に、まず最初のクイックターン・・・失敗。

2回目、なんとか成功、その後は、上記の失敗しないレベルでなんとか、できましたが、とにかく息が苦しい。普段よりかなりペースを落としているにもかかわらず、とても苦しい

壁を蹴るときなど、うっ!と声が出そうなくらい踏ん張って蹴るので更に苦しい

その頃は1000mほどしか泳いでいなかったのですが、それでも、20回はターンをした筈です。

そして、その2~3日後、また普段のプールでやってみます。

失敗はしないものの、とても息が苦しい・・・あまりにも苦しいので、だんだんやりたくなくなってきまして・・・

しかも、後ろに人がいると危なくてできない・・・次第に練習もしなくなり・・・あえなく撃沈。

だいたいこんな感じで失敗しました。

私のクイックターン練習の成功事例

その後5年近く年月が経ち・・・(長っ!

再び、クイックターンの練習をすることにしました。

きっかけは、TIスイムのカイゼン・ターンというワークショップを見つけたことです。

ワークショップなら、思う存分、練習できそうじゃないですか。

そして、そのワークショップに参加してきました。

カイゼン・ターンというワークショップは、オープンターンとクイックターンを一日で学ぶワークショップです。

従って、午前中にオープンターン、午後からクイックターンの練習を行います。

それぞれ、実際にプールに入っているのは2時間足らずです。

オープンターンの話はとりあえず、ここではおいといて、クイックターンの話だけを書きます。

ワークショップでは、TIスイムのクイックターンのカリキュラムに則って(だいぶ端折ってたようには思いますが・・・)練習しますから、まずは、その場で回転、ドルフィンキックを使ったその場で回転、次に壁に向かって回転という感じです。そこまでで1時間かからないくらいでやってしまいます。

私はできたのか?というと、意外にも結構できました。

予習なんて当然していきませんでしたし、以前の失敗してからは一度も回転したことはありませんでしたが、最初に回った時に鼻に水が入った以外は、鼻から水が入ってくることもほとんどなく、普通に回れました。

最初はエイ!ヤー!と力尽くで回ってましたが、次第にチカラを抜いて回れるようになっていきました。

壁との距離感がなかなか合わないので、そのワークショップでは全然完璧なクイックターンとはなりませんでしたが、まあまあ練習できそうな程度にはできました。

息苦しさも、以前独学でやったときよりは全然余裕でした。

その理由を考えてみたのですが、よく分かりません。

失敗した当時は週に3~4kmほどしか泳いでいませんでしたが、今回は週に15~20kmくらい泳いでいたので、心肺機能が向上してたのか、水に対する恐怖心が減っていたのか、とにかくリラックスして回れたように思います。

翌日から普段のプールに行ってクイックターンを始めました(最初は失敗したらどうしようと思ったりして勇気が必要でしたがw)。

当然ながら最初は失敗することもしばしばありましたが、1日、2日と日を重ねるうちに次第に、クイックターンをする恐怖心は減っていたように思います。

他の人が後ろにいるときはオープンターンしかしませんし、まだまだ余裕はありません。心拍数が上がるとできません。

それでも、2週間が過ぎた頃には、かなり余裕が出てきたように思います。3週間目には、もうクイックターンを躊躇することもなくなりました。失敗してもなんとか取り繕える気分です。

ただ、まだ、後ろに人がいるときにクイックターンする勇気はありません。最低でも15mくらい開いていないとぶつかりそうですし、そもそも慌ててしまって失敗する可能性大です。

回るときに目をつぶっていることに気づいたり、腕も使えるようになったりとゆっくりと進歩はしています。

股関節を回転軸で回るといいという話に関しては、正直なところ難しいです。何度かはうまくできて、確かにそうすると速く回れるのですが、なかなかできません。というのも、そもそも、私は身体が硬すぎまして、布団の上で前転をまっすぐできないのです。
それでも、確実に進歩していますので、そのうちオープンターンより楽にできるようになるのかもしれません。自分に期待していますw

クイックターンの練習を始めて1ヶ月

まだまだ失敗は多いです。

クイックターンの練習を始めて2ヶ月

失敗しなくなりました。

クイックターン初心者の鼻に水が入る件

最後に、クイックターンで鼻に水が入るという話です。

だいたい最初は入ります。でも、そのうち入らなくなります。

何故かはよく分かりません。

最初は、意識的に鼻から息を大袈裟なくらい吐き出すことで鼻に水が入ってこなくなりますが、慣れてくるとそんなことは意識しませんし、普通に回ると特に入ってきません。

ただし、入りやすいタイミングというのはあるようで、私も毎回1~2回は鼻に水が入ってくることがあります。

どのタイミングかというと、少なくとも回ってる途中で鼻に入るということはまずないです。たぶん、鼻から息を吐いていると言うわけでもないような気はしますが、入っては来ないです。

クイックターンの時に鼻から息を吐くように言われますが、慣れてくるとわざわざ鼻から息を吐いたりしないんじゃないかと思います。少なくとも私はしていませんが回っている最中鼻に水が入ることはありません

想像ですが、ターンの最中には息を止めているので、口の中に圧力があって水が鼻に入ってこないんじゃないかな?みたいな気がします。

ただ、回転し終わって、壁に脚がついて顔が水面を向いている段階、このとき一瞬動きが止まるわけですが、ここら辺りのタイミングが一番鼻に水が入ってきやすいように思います。

この時には意識的に鼻に圧力をかけてやらないとダメな感じでしょうか。水平くらいならまだしも頭が下がり気味だと入ってきますね。

ですから、顔が壁の方を向いていてやや頭だけが上がっていると入らないのでしょう。ただし、そのまま蹴ると頭が抵抗になってしましますが・・・

聞くところによると、クイックターンのみならず鼻から水が入ってくることを防ぐ荒技があるそうです。

その方法とは、なんと上唇で鼻の穴を押さえるんだそうです。

上唇を鼻に押しつけるように持ち上げて、そのまま押しつけるのです。そうすると鼻から水が入りにくくなるそうなんですが、なんか難しそうですね。

こんな技があるのなら鼻に力を入れておくだけでもだいぶマシになるのかもしれませんね。お悩みの方は一度お試しください。

クイックターンでまっすぐ回れないで斜めになる

クイックターンでまっすぐ回れないという悩みを持つ人も多いようです。

私も、疲れてくるとまっすぐ回れなくなります。どうしても、左に捻りがちになります。

まっすぐ回れない理由として考えられるのは、身体を捻ろうとしている可能性はないでしょうか。

速いクイックターンの場合、回転自体はまっすぐ行い、壁に足が付いたときに顔は真上の水面を向いている状態になります。

一昔前のクイックターンですと、回転しながら身体を捻って横向きになって壁に足をついていました。これをイメージしているとどうしてもまっすぐ回れなくなります。

普段のプールでのクイックターンを考えた場合、このようなちょっと左に捻りながらターンした方が、後ろに人がいてもぶつかりにくくなるとは思いますが、変な癖が付いてしまうのも嫌ですから、なるべくならまっすぐ回りたいものです。

まずは捻らない意識を持つことが大事です。そして、回転後は真上を向いているということを意識する。

そうはいっても、例えば腰の左側だけが硬いとなれば傾きがちになります。そもそも、クイックターンではなくて、その場でまっすぐ回れるのか?ということです。その場でまっすぐ回れないのであれば、どうしようもありません。こうなってくると、技術的に云々よりは、もはや肉体的な問題があるとしか考えられないw

私が疲れてくるとまっすぐ回れなくなるのは、正にこれです。腰が硬く、特に左の腰が硬いため、疲れてくると制御できなくなって、硬い方の腰の方に傾いてしまうのです。元気なときはこの制御ができるので、まっすぐ回れますが・・・

私の場合、布団の上で前転をしてもまっすぐ回るのが至難の業だという問題がありますから、こういう人の場合、なかなかまっすぐ回るっていうのも難しいわけです。

その場でまっすぐ回れるのに、クイックターンの時だけまっすぐ回れないのであれば、左右どちらかの肩が先に突っ込んでしまっている可能性が高いので、回転前に確実に気をつけの姿勢をとっておき一息置いてから回ってみるのもいいかもしれません。

腕の動きと連動して回る方が速く回れますが、その分、左右差ができますので、一旦気をつけの姿勢にしてしまえば、その場で回るのと同じように回れる筈なのです。

これで回れないとなると、壁に足が当たるか?心配で身体を捻っているとかでしょうか。

もし、左に傾いてしまうのであれば、とりあえずは、傾いたままのクイックターンを極めればいいじゃないか?って気もします。昔は身体を捻ってた訳ですから・・・

クイックターンで沈む

クイックターンで沈むというのもありがちでしょうか。私ですw

私の場合は、そんなにひどいわけではありませんが、1.2mくらいの深さのプールだと結構底に近い位置になってしまうくらいに沈むことがあります。

特に疲れてきたときですけど、元気な状態でも頭が結構落ちてしまいがちではあります。

疲れたときにに沈むのは、単純に回れなくなってきているからですね。疲れると、回転速度が遅くなるので、どうしても沈みがちです。

加えて、腰が曲がらなくなってきます。。。

クイックターンの時にはとにかく身体を小さくしないといけないのですが、疲れると小さくなれなくて、極端な話、まっすぐ身体を伸ばしたまま回るくらいの感じになります。実際には90度以上は曲がっているとは思いますけど・・・

こうなると、下手すると、頭から底に突っ込んでしまいます。

実際に一度だけ頭から突っ込んでしまったことがあります。(^_^;

クイックターンはとにかく小さく回るのがコツですが、小さく回るためには、小さく身体を折りたたまなければなりません。身体を小さく折りたたむ為には、当然ながら柔軟性が必要です。

前屈が満足にできない人が小さく回れる筈もありません。なお、前屈は、腰を曲げるのではなくて、股関節から折り曲げるのがコツです。ちなみにクイックターンの回転軸も股関節ですから、股関節で身体を折り曲げる練習をすればいいと言うことになります。

このように、沈まない為にはまずは身体を小さく曲げることが大事なのですが、加えて、水を手で押すというのも結構効果的です。沈むまでいかなくても、頭が下がり気味になってしまうことや、更には回転速度を上げるという意味でも効果的なのです。

気をつけの姿勢になっている手を回転してきた頭の後ろに水を押しながら持っていくわけです。最初は、なかなかイメージがわかないと思いますが、しばらく練習してみると、効果的なことが分かってくるはずです。

これができると、頭が沈むのがだいぶマシになるはずです。

次に、壁を蹴った後に沈むという話です。

私は、完全にこのパターンですが、これは、原因が結構はっきりしていて、足が壁に付いた高さよりも頭が沈んでるからいけないわけです。先ほどの手で水を押さえる動作を行うと、かなり改善できます。

とはいえ、そもそも小さく回れていない私のような人は、小さく回る練習をすべきで、手で水を押さえるのも本来は回転速度を上げるために行うのではないかと思います。

クイックターンでの息苦しさ

クイックターンをすると、とても息苦しい人はいないでしょうか。

私も、最初はどうしようもないくらい息苦しかったです。

ところが、最近は、そうでもないんです。時々息苦しいと思うこともありますが、普通にクイックターンするだけならさほど息苦しさを感じることなくターンできます。

一体何がどうして息苦しさがなくなったのか?を考えてみました。

まず1つ。ペースを落としている。そもそも心拍数が上がりきっていないのである程度我慢できます。

そして、沈みすぎない。ターン後に一旦沈んでいくとどうしても潜ってる時間が長くなって息苦しくなりますが、ターンして一気に浮上してしまえば、全然大丈夫です。ある程度潜った方が速いというのはあるようですが、とりえあえず、そこは今後の課題ということで・・・

慣れてくると変な力みがなくなるので、呼吸も余裕がでるのかな?という気はします。

クイックターンで目がまわる

クイックターンで目が回る人がいるそうですが、これは、三半規管の問題で、基本的には慣れるしかないようです。

私も三半規管はあまりよろしくないのですが、幸いクイックターンの練習で目が回った経験がないので、よく分からないんです。

コーチに聞いてもそのうち慣れますよと言われるみたいですから、慣れるまで少しずつやるしかないんでしょうね。

あとは、ゆっくり回ってみるくらいでしょうか。慣れないと難しいと言えば難しいのですが、ゆっくり回ってもクイックターン自体はできます。全然クイックでないんですが、私のクイックターンも、ゆっくり回ることの方が多いです。速く回るとごまかしが効くので、ゆっくり回って一つ一つ確認してながら回っています。

その場でゆっくり回る場合は360度回らないといけないので案外難しいのですが、ターンの場合は180度の回転でいいので、ゆっくり回るのもそんなに難しくはないと思いますので、目が回る人はゆっくり回ってみるのもおすすめです。

にほんブログ村 その他スポーツブログ トライアスロンへ